オートメーションイベントエディター

オートメーションイベントエディターを使用すると、オートメーショントラック上で選択したイベントを編集できます。オートメーションイベントエディターは、オートメーション引き寄せカーブにのみ使用できます。

補足

オートメーションイベントエディターで行なう編集はすべて、選択範囲内のオートメーションイベントに対してのみ効果があります。

オートメーションイベントエディターを開くには、以下のいずれかの操作を行ないます。

  • オブジェクトの選択ツールをオンにして、引き寄せタイプのオートメーショントラック上でドラッグして選択矩形を描きます。

  • 範囲選択ツールをオンにして、引き寄せタイプのオートメーショントラック上で範囲を選択します。

    補足

    範囲選択ツールの使用中は、「ストレッチ (Stretch)」用のスマートコントロールは使用できません。

オートメーションイベントエディターには、特定の編集モードのスマートコントロールが用意されています。

  1. 左に傾ける (Tilt Left)

    エディターの左上隅をクリックすると、カーブの左部分を傾けることができます。これにより、カーブの開始位置のイベント値を上または下に変更できます。

  2. 左部分を圧縮する (Compress Left)

    [Alt] を押しながらエディターの左上隅をクリックすると、カーブの左部分を圧縮または伸張できます。これにより、カーブの開始位置のイベント値を圧縮または伸張できます。

  3. 垂直方向にスケーリング (Scale Vertically)

    エディター上端の境界中央をクリックすると、カーブを垂直方向にスケーリングできます。これにより、カーブのイベント値を相対的に上げ下げできます。

  4. 垂直方向に移動 (Move Vertically)

    エディター上端の境界線をクリックすると、カーブ全体を垂直方向に動かすことができます。これにより、カーブのイベント値を上げ下げできます。

  5. 右部分を圧縮する (Compress Right)

    [Alt] を押しながらエディターの右上隅をクリックすると、カーブの右部分を圧縮または伸張できます。これにより、カーブの終了位置のイベント値を圧縮または伸張できます。

  6. 右に傾ける (Tilt Right)

    エディターの右上隅をクリックすると、カーブの右部分を傾けることができます。これにより、カーブの終了位置のイベント値を上または下に変更できます。

  7. 相対中心周辺をスケーリング (Scale Around Relative Center)

    [Alt] を押しながらエディター右側の境界中央をクリックすると、カーブの中心に対して相対的にスケーリングできます。これにより、エディターの横方向の中心を軸にイベント値を上げ下げできます。

  8. 絶対中心周辺をスケーリング (Scale Around Absolute Center)

    エディター右側の境界中央をクリックすると、カーブの中心に対して絶対的にスケーリングできます。これにより、エディターの横方向の中心を軸にイベント値を上げ下げできます。

  9. ストレッチ (Stretch)

    エディター下端の境界線をクリックすると、カーブを水平方向にストレッチできます。これにより、カーブのイベント値を左右に移動できます。

補足

複数トラックのオートメーションカーブを同時に編集するには、該当するオートメーショントラック上でオブジェクトの選択ツール、または範囲選択ツールを使用してオートメーションイベントを選択し、[Ctrl]/[command] を押しながらスマートコントロールを操作します。

補足

範囲選択ツールを使用してオートメーションイベントを選択すると、選択範囲の開始位置と終了位置に自動的に追加のオートメーションイベントが作成されます。これにより、選択範囲全体を確実に編集できます。