「Automatic」モードを Insert 処理として使用して Doppler エフェクトを作成する
Doppler を Insert エフェクトとして「Automatic」モードで使用する場合、オートメーションを使用して移動を記録する必要があります。このモードでは、音の変化がプロジェクトカーソルにリンクされます。これにより、特定の位置を設定して Doppler エフェクトがかかったパッセージを作成できます。
前提
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たとえば通り過ぎる車など、聞き手の前を通る音源のビデオトラックやオーディオトラックをプロジェクトに読み込んでおきます。
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「ビデオプレーヤー (Video Player)」ウィンドウを開いておきます。
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Doppler を Insert プラグインとして追加しておきます。
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プラグインパネルで「Automatic」モードをオンにしておきます。
手順
結果
Doppler パッセージ用のオートメーションデータが記録されます。
Doppler をInsert エフェクトとして使用して作成したエフェクトを試聴するには、プラグインをまず「Manual」モードに設定する必要があります。
Doppler パラメーター用の既存のオートメーションデータを修正すると、希望通りに再生されない可能性があります。そのため、オートメーションパスが期待通りにならない場合は最初からやり直すことをおすすめします。
手順終了後の項目
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オートメーションを使用し、エフェクトが期待通りになるまで「Parameters」セクションと「Panorama」セクションのコントロールを調節します。
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「インプレイスレンダリング (Render in Place)」機能と「チャンネル設定 (Channel Settings)」を使用する前に、最終的な Doppler パッセージをオーディオにレンダリングすることをおすすめします。「インプレイスレンダリング (Render in Place)」の詳細については、『オペレーションマニュアル』を参照してください。