新機能
Cubase には多くの新機能が搭載されています。最も重要な改良についての情報と、それに対応する説明へのリンクを以下に記載します。
追加された新機能: バージョン 10.5.20
「オーディオコネクション (Audio Connections)」ウィンドウで、複数の入力バスまたは出力バスを同時に削除できるようになりました。「バスを削除する」を参照してください。
「ダイレクトオフラインプロセシング (Direct Offline Processing)」ウィンドウで、オーディオ処理をデフォルト設定にリセットできるようになりました。「ダイレクトオフラインプロセシングのワークフロー」を参照してください。
VST プラグインマネージャーを使用して、システムにインストールされたプラグインに関する詳しい情報が記載された詳細なプラグインレポートを作成できるようになりました。「VST プラグインマネージャーウィンドウ」を参照してください。
新しい環境設定である「イベントの不透明度 (Event Opacity)」を使用すると、イベントの背景の透過度をカスタマイズできます。「イベントの表示 (Event Display)」を参照してください。
新しい環境設定である「選択チャンネルのカラーを表示 (Show Color for Selected Channel)」を使用すると、選択したチャンネルに色を付けて目立たせることができます。「ユーザーインターフェース - トラックおよび MixConsole チャンネルのカラー (User Interface - Track & MixConsole Channel Colors)」を参照してください。
追加された新機能: バージョン 10.5.0
ハイライト
録音していないときに限って最高の演奏ができるということはありませんか?非録音時の MIDI 入力データの記録機能が一新され、すべてのプロジェクトで最高のパフォーマンスを発揮できるようになりました。Cubase では録音していないときでも MIDI 入力がキャプチャーされ、コードやメロディーを重なり合ったサイクルまたは一連の演奏として、わずか 1 クリックで復帰させることができます。さらに心強いのは、複数のトラックで演奏がキャプチャーされるという点です。だからもう心配はいりません。Cubase におまかせください。「MIDI 録音の復帰」を参照してください。
迅速で効率的なワークフローのためには、プロジェクトが大きくなっても見やすい状態を維持することが肝心です。MixConsole 内のすべてのチャンネルをトラックカラーで色付けする新しいオプションを使用すれば、探しているトラックを直感的に見つけることができ、ミックスに集中できます。たとえ画面から数メートル離れて座っていても、ミックスで迷うことはありません。「チャンネルコントロールにチャンネルカラーを適用する」を参照してください。
クライアントや別のユーザーに共有するために、オーディオを含むビデオを Cubase から直接書き出せます。新しいビデオ書き出し機能では、H.264 ビデオ圧縮と 16 ビットのステレオオーディオ (44.1 または 48 kHz) を使用した MP4 としてビデオをレンダリングできます。ビデオ全体、またはロケーター範囲内の一場面だけを書き出しできるほか、次の制作工程のためにタイムコードを追加することもできます。「ビデオの書き出し」を参照してください。
その他の新機能
新しいセーフモードを使用すると、サードパーティー製プラグインを読み込まずに Cubase を起動できます。「「セーフモード (Safe Mode)」ダイアログ」を参照してください。
「トラックを追加 (Add Track)」ダイアログでフォルダートラックを追加する際にフォルダーの名前を入力できます。「「トラックを追加 (Add Track)」ダイアログ – フォルダー」を参照してください。
新しい環境設定である「ルーラー上部のロケーター範囲をクリックすると、サイクルがオン (Clicking Locator Range in Upper Part of the Ruler Activates Cycle)」を使用すると、ルーラー上部のロケーター範囲をクリックしたときにサイクルモードのオン/オフを切り替える機能を無効にできます。「トランスポート」を参照してください。