ロジカルエディター
ロジカルエディターは、MIDI データの検索/置換機能を提供する強力なツールです。
ロジカルエディターは Cubase Pro でのみ使用できます。ただし、ロジカルエディターと多くの機能が共通している「Transformer」 MIDI Insert と「インプットトランスフォーマ- (Input Transformer)」機能は、Cubase Artist でも使用できます。
ロジカルエディターは、以下のように使用できます。
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「フィルター条件」を設定します。ロジカルエディターは、まず、指定された条件を満たす要素を探して操作の対象を制限します。
タイプ、属性、値、位置、またはそれらの要素を自由に組み合わせてフィルター条件にできます。要素はいくつ組み合わせても構いません。演算子「And」や「Or」を使用することにより、複雑な条件を設定することもできます。
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基本的な「機能」を選択します。
オプションには、検索した要素の属性を変更する「変換 (Transform)」、要素を削除する「削除 (Delete)」、検索した要素の位置を基準に、新規要素を追加する「挿入 (Insert)」などがあります。
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具体的な「アクション」 (操作内容) を細かく設定します。
この手順は省ける場合もあります。
フィルター条件、機能、操作内容を組み合わせて設定することにより、非常にパワフルな処理を行なえます。
ロジカルエディターの使用方法を確実に習得するためには、本来は各種の MIDI メッセージが、どのように構成されるのか、ある程度の知識が必要となるでしょう。しかし、ロジカルエディターに豊富なプリセットを用意していますので、この込み入った複雑な機能に溺れてしまうことなく、使用できるでしょう。
付属のプリセットを読み込んで試してみたり、プリセットを独自のアクションを設定する起点として利用したりするのは、ロジカルエディターの仕組みを学ぶ上で非常に良い方法となります。