設定の保存場所について
これまでに説明したように、Cubase のカスタマイズ方法は数多くあります。作成した設定は、いくつかは各プロジェクトに保存されますが、別個の環境設定ファイルに保存されるものもあります。
作成したプロジェクトを、他のコンピューターに移行する必要がある場合 (別のスタジオにある環境に移行する場合など)、すべての、あるいは必要な環境設定のファイルをコピーして持ち込み、他のコンピューターにコピーして使用できます。
補足
また、好みの環境設定を決めたあとには、バックアップコピーを作成しておくことをおすすめします。これにより、他のユーザーがそのユーザーの個人設定を利用して Cubase を使用した場合でも、あとで元のユーザーが作成した設定に戻すことができるようになります。
Windows の場合、環境設定ファイルは、Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\Steinberg\<プログラム名>\ に保存されます。
Mac OS の場合、環境設定ファイルは、「ホーム」ディレクトリの Library/Preferences/<プログラム名>/ に保存されます。
スタートメニューにこのフォルダーへのショートカットが表示され、簡単にアクセスできます。
完全なパス名: Users/<ユーザー名>/Library/Preferences/<プログラム名>/
補足
プログラム終了時には、各種のプリセット設定が含まれる「RAMpresets.xml」ファイル (下記参照) が保存されます。
補足
プロジェクトの中で使用されないプログラムの機能 (クロスフェードなど) や構成 (パネルなど) は保存されません。