サラウンドサウンド (Cubase Pro のみ)
Cubase は、さまざまな形式に対応した非常に優れたサラウンドサウンド機能を搭載しています。オーディオパス全体を通してサラウンドに対応しています。したがって、すべてのオーディオ関連チャンネル (オーディオトラックやインストゥルメントトラック、およびグループチャンネル) およびバスは、マルチチャンネルのスピーカー構成を扱うことができます。MixConsole のチャンネルでは、完全なサラウンドミックス、またはサラウンド設定を構成する個々のスピーカーチャンネルを使用できます。
Cubase では、以下のサラウンド関連機能が提供されています。
オーディオ関連トラックをすべて、サラウンドチャンネルに自在にルーティングできます。
VST MultiPanner プラグインが、モノラルまたはステレオ構成のオーディオ関連トラックに自動的に適用されます。これらのトラックはマルチチャンネル構成 (ステレオを除く) の出力チャンネルにルーティングされます。このプラグインはインスペクターと MixConsole で使用でき、サラウンドフィールドでチャンネルの定位を視覚的に設定できます。
MixConvert V6 プラグインを使用すると、対象の入出力構成を VST MultiPanner で操作していなければ、サラウンドチャンネルから別の形式に変換できます。 Cubase は MixConvert V6 を必要に応じて自動的に適用します。プラグインの詳細については、PDF マニュアル『プラグインリファレンス』を参照してください。
Cubase は、サラウンドに特化したプラグイン、特にサラウンドサウンドのミキシングを想定した、マルチチャンネル入力がサポートされているプラグインをサポートします (デフォルトで組み込まれている Mix6to2 プラグインなど)。マルチチャンネルをサポートしているため、VST 3 対応のプラグインはサラウンド用に特にデザインされていなくても、サラウンド環境で使用できます。すべてのプラグインの詳細については、PDF マニュアル『プラグインリファレンス』を参照してください。
Cubase をサラウンドサウンド用に設定するには、目的のサラウンド形式に入出力バスを設定し、バス内の個々のチャンネルに使用するオーディオ入出力を指定します。