スラッシュ符頭の譜表上の位置を変更する
スラッシュ符頭の譜表上の位置は、スラッシュ符頭の声部およびスラッシュ領域のいずれにおいても変更できます。これによりたとえば、リズム上の同じ位置に他の音符を配置しやすくできます。初期設定では、スラッシュ符頭は譜表の第 3 線上に配置されます。
前提
浄書モードの場合は、浄書ツールボックスで「グラフィックの編集 (Graphic Editing)」を選択しておきます。
手順
-
譜表上の位置を変更するスラッシュ符頭を選択します。この操作は記譜モードおよび浄書モードで行なえます。
-
スラッシュ符頭の声部の音符については、譜表上の位置を変更する音符をそれぞれ選択する必要があります。
-
スラッシュ領域については、譜表上の位置を変更する領域のどの部分を選択しても全体が変更されます。
-
-
プロパティパネルの、譜表上の位置を変更するスラッシュ符頭のタイプに応じたグループで、「スラッシュの位置 (Slash pos.)」をオンにします。
-
スラッシュ符頭の声部の音符である場合は、「音符と休符 (Notes and Rests)」グループ
-
スラッシュ領域である場合は、「スラッシュ領域 (Slash Regions)」グループ
-
- 数値フィールドの値を変更します。
結果
選択したスラッシュ符頭の譜表上の位置が変更されます。たとえば「スラッシュの位置 (Slash pos.)」の値を 4 に変更するとスラッシュ符頭は 5 線譜の第 5 線に配置され、-4 にすると第 1 線に配置されます。
スラッシュ符頭に符尾が付いている場合、符尾の方向は自動的に調整されます。