打楽器キットの表示タイプ
打楽器キットは 3 つの異なる表示タイプで表示でき、プロジェクトのレイアウトごとに個別に設定できます。
グリッドや 5 線譜の表示タイプと 1 線譜を使用するインストゥルメントの表示タイプとの間では、強弱記号は共有されません。1 線譜を使用するインストゥルメントの表示タイプにおいて追加された強弱記号は、グリッドや 5 線譜の表示に切り替えると表示されなくなります。
各表示タイプの外観/構造は「打楽器キットを編集 (Edit Percussion Kit)」のダイアログで個別に編集できます。たとえば、5 線譜表示でインストゥルメントの並び順を変更しても、これは同じ打楽器キットのグリッド表示のインストゥルメントの並び順に影響しません。
- 5 線譜
-
キットのインストゥルメントは 5 線譜上に表示されます。譜表のそれぞれの線および間にどのインストゥルメントが表示されるか指定できます。キットの名前を示す 1 つの譜表ラベルが表示されます。
「打楽器キットを編集 (Edit Percussion Kit)」のダイアログの編集エリアの左側に並ぶ数字は、譜表位置に対応します。たとえば 0 の位置は 5 線譜の第 3 線、1 の位置は第 3 間、-2 の位置は第 2 線といった具合です。
太くて黒い線は 5 本の譜表線を示し、その上下の灰色の線は加線の位置を示します。各インストゥルメントはそれぞれの譜表位置に表示されます。
図 1. 5 線譜による表示 - グリッド
-
キットのインストゥルメントはグリッド上に表示され、それぞれのインストゥルメントに 1 本ずつの線が与えられます。各線間の間隔の大きさはカスタマイズできます。各インストゥルメントの譜表ラベルは、通常の譜表ラベルより小さなフォントで表示されます。
「打楽器キットを編集 (Edit Percussion Kit)」のダイアログの編集エリアの右側に並ぶ数字は、各楽器の線を隔てる譜表スペースの数に対応します。初期設定では、グリッドのすべてのインストゥルメントは 2 スペース離れています。
リスト上にインストゥルメントが並ぶ順番は、それらがスコア上に表示される順番に一致します。
初期設定では、グリッド内の各インストゥルメントにはそれぞれの譜表ラベルが付き、それぞれの線に垂直方向で揃えられますが、隣り合うインストゥルメント同士をグループ化すると、グループごとに 1 つのラベルを表示させられます。
図 2. グリッドによる表示 - 1 線譜を使用するインストゥルメント
-
キットのインストゥルメントは、それぞれの線上で個別のインストゥルメントとして表示されます。各インストゥルメントには標準サイズの譜表ラベルが表示されます。
「打楽器キットを編集 (Edit Percussion Kit)」ダイアログの編集領域にはすべてのインストゥルメントが、スコアに表示される順番でリスト表示されます。
図 3. 1 線譜を使用するインストゥルメントの表示
同じプレーヤーに割り振られた複数のインストゥルメント間の垂直方向のスペーシングは、「垂直方向のスペーシング (Vertical Spacing)」のページで定義された最適間隔に従います。
の