装飾音符の入力
装飾音符は通常の音符と同じ方法で入力でき、音価、臨時記号、アーティキュレーションを設定できます。装飾音符は音符の入力中のみ入力できます。
補足
以下の手順は、デフォルトの設定である、デュレーションを設定後にピッチを設定する順番での音符の入力について説明します。デュレーションより先にピッチを設定するように指定することもできます。
手順
- 装飾音符を入力する位置にある譜表上のアイテムを選択します。
- [Shift]+[N] を押して音符の入力を開始します。
- 複数の譜表に同時に装飾音符を入力する場合は、それらの譜表にキャレットを伸ばします。
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以下のいずれかの操作を行なって、装飾音符の入力を開始します。
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[/] を押します。
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音符ツールボックスの「装飾音符 (Grace Notes)」
をクリックします。
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- 入力する音符のデュレーションの番号を押します。たとえば、8 分音符の装飾音符を入力するには [5] を押します。
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必要に応じて、[Alt/Opt]+[/] を押してスラッシュ付き装飾音符とスラッシュなしの装飾音符の入力を切り替えます。
スラッシュなしの装飾音符を入力すると、音符ツールボックスの「装飾音符 (Grace Notes)」
にスラッシュなしの音符が表示されます。
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使用する装飾音符を入力します。
ヒント
同じ位置に入力できる装飾音符の数に制限はありません。
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もう一度 [/] を押すか「装飾音符 (Grace Notes)」
をクリックすると、装飾音符の入力が終了して通常の音符入力に戻ります。
結果
入力したピッチがキャレットの位置に装飾音符として入力されます。
ヒント
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入力したあとに装飾音符のタイプを変更することもできます。
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スラッシュが付いた装飾音符と付いていない装飾音符は再生時に区別して処理されます。