音符の書き換え
たとえばフレーズ内のステップ移動を明確に表示したり、和音内のオルタードユニゾンを回避したりするために、音符が異名同音で表示されるよう音符の異名同音表記を変更できます。これはすべてのレイアウト、またはパートレイアウトにのみ行なえます。
Dorico Pro は、調号とコンテキストに基づいてピッチの表記を自動的に決定するアルゴリズムを使用しています。
Dorico Pro では異名同音表記に臨時記号グリフを 2 つまで表示できるため、各ピッチには常に少なくとも 3 つのオプションがあります。つまり、元のピッチを 2 つ下または 2 つ上の音符のノート名で表記できれば、最大 2 つの臨時記号グリフを使用して、同じ音符を 4 つの方法で表記できます。たとえば、F♯ は 2 つの臨時記号グリフを使用しますが、トリプルフラットの臨時記号グリフは 1 つのため、B は G♯ の異名同音表記として使用できます。
手順
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楽譜領域で、臨時記号の表記を書き換えるレイアウトを開きます。
補足
フルスコアレイアウトで臨時記号を書き換えると、パートレイアウトの表記にも影響します。ただし、パートレイアウトで臨時記号を書き換えると、そのパートレイアウトのみの表記に影響します。
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書き換える音符を選択します。
補足
タイのつながりの中の個々の符頭の表記を書き換える場合は、浄書モードにする必要があります。
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以下のいずれかの操作を行なって、選択した音符を書き換えます。
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上に書き換えるには、[Alt/Opt]+^ を押します。
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下に書き換えるには、[Alt/Opt]+[-] を押します。
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結果
選択した音符の異名同音表記が変更されます。
例
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