Eagle
Eagle は、12 のベロシティーレイヤーと調節可能なサステインレゾナンスを備えており、クラシックなドイツのコンサート用グランドピアノのサウンドを生成します。「Tone」コントロールで、非常にソフトでロマンティックな音色から力強い音色まで、幅広い調節を行なえます。さらに、専用のノートオフレイヤーを追加して、ノートオフ動作の特性を変更できます。
- Tone
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Eagle には、12 種類のベロシティーレイヤーが含まれています。「Tone」コントロールでは、ベロシティーレイヤーの使い方を指定できます。
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「Tone」コントロールを中央位置にすると、さまざまな入力ベロシティーにより 12 種類すべてのレイヤーがトリガーされます。
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ノブを左に回すと、そのサウンドで使用されている強いベロシティーレイヤーの数が減り、サウンドが弱くなります。
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ノブを右に回すと、使用されている弱いベロシティーレイヤーの数が減り、サウンドが強くなります。
補足ベロシティーはピアノのレベルに影響しますが、「Tone」コントロールを操作してもピアノのレベルには影響しません。つまり、最も弱いまたは最も強いレイヤーを使用していても、常にレベル範囲全体を再生できます。
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- 「Dynamics」の「Curve」
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入力ベロシティーがどのようにピアノのレベルに影響するか指定できます。「Curve」コントロールでは、直線から指数 (または負の指数) のカーブまでが使用されます。右側のカーブディスプレイには、現在の設定が反映されます。
- 「Dynamics」の「Minimum Level」
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最低値の MIDI ベロシティーで再生されるレベルを設定します。こうすることで、圧力をかけなければノートを発音できない実際のピアノの動作をシミュレートできます。「Minimum Level」コントロールを最小に設定すると、電子楽器の一般的な動作になります。
- Sustain Resonance
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ピアノのサステインにレゾナンスを追加するかどうかを設定できます。
このオプションをオンにすると、サステインペダルを踏んでノートを発音するとサステインにレゾナンスが適用されます。右にあるダイアルでレゾナンスのレベルを調節できます。
補足また、このピアノでは、ペダルを再度踏むことができます。つまり、ノートを発音してすぐにサステインペダルを再び踏むと、サステインのレゾナンスもブレンドされます。
サステインにレゾナンスを適用しない場合は、このオプションをオフにすると、CPU を節約できます。
- Note Off
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ノートオフレイヤーを追加するかどうかを設定できます。
このオプションをオフにすると、キーを放したときにピアノのサウンドが止まるまでの時間が短くなります。このオプションをオンにすると、キーを放したときの動作が少し長く、自然になります。
- Polyphony
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ノートの発音が停止される前に発音できるノートの数を設定します。