EDL
ReConform 機能の基本の考えは、EDL 内の変更内容を現在のオーディオミックスに合わせることです。前提条件として、既存の EDL と新しい EDL が必要です。または、すでに変更内容が含まれている EDL (「Change EDL」) を使用することもできます。
「ReConform」ダイアログでは、Old EDL と New EDL を読み込み、それらを使用して「Change EDL」を生成できます。また、既存の「Change EDL」を読み込むこともできます。
ダイアログでは、「Old EDL」、「New EDL」、「Change EDL」のリストにこれらの EDL が表示されます。それぞれに以下のオプションがあります。
- EDL を追加 (Add EDL)
-
既存の EDL を「ReConform」ダイアログに追加します。
- EDL を保存 (Save EDL) (Change EDL のみ)
-
生成した「Change EDL」を保存します。
- EDL を削除 (Delete EDL)
-
該当するリストのすべてのエントリーを削除します。
各 EDL は以下のデータで構成されます。
- State
エントリーのステータスです。緑色はエントリーが有効であることを示します。赤色はエントリーが無効であることを示します。コラム内のアイコンにマウスポインターを合わせると、エラーの詳細がツールチップに表示されます。
- ID
エントリーの ID です。
- Roll
エントリーのロール名です。
- Clip Name
エントリーのクリップ名です。
- EDL File
このエントリーの読み込み元の EDL ファイルの名前です。
- TR
エントリーのトランジションタイプです。
C - カット
D - ディゾルブ
W - ワイプ
- SRC IN
元のビデオファイルまたはクリップでのエントリーの開始タイムコードです。
- SRC OUT
元のビデオファイルまたはクリップでのエントリーの終了タイムコードです。
- DST IN
プロジェクトでのエントリーの開始タイムコードです。
- DST OUT
プロジェクトでのエントリーの終了タイムコードです。
これらのコラムに加えて、すべての EDL には、エントリーの合計数、選択されたエントリーの数、および無効なエントリーの数が示されます。