VCA フェーダーのオートメーション
VCA フェーダーには独立したオートメーショントラックが用意されています。VCA フェーダーのオートメーションを書き込むと、ルーティングチャンネルのボリュームオートメーションが変化します。ルーティングチャンネルのオートメーションと VCA フェーダーは結合され、目と耳で確認できるようになります。これは、ルーティングチャンネルのオートメーショントラック上で、以下のように視覚化されます。
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VCA フェーダーとルーティングチャンネルにボリュームオートメーションがある場合、VCA フェーダーのオートメーションが、ルーティングチャンネルの既存のボリュームオートメーションに影響を及ぼします。オートメーショントラックに、元のオートメーションと、VCA フェーダーとルーティングチャンネルの結合オートメーションが表示されます。
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VCA フェーダーとルーティングチャンネルにボリュームオートメーションがあり、VCA フェーダーのコンテキストメニューで「Combine Automation of VCA and Connected Channel」を選択した場合、ルーティングチャンネルのオートメーションが結合オートメーションを引き継ぎます。VCA フェーダーのオートメーションはデフォルトの位置にリセットされます。ルーティングチャンネルのオートメーショントラックには結合オートメーションが表示されます。VCA フェーダーのオートメーショントラックにはデフォルトの静止バリューラインが表示されます。
例
以下の図は、VCA フェーダーのオートメーションがルーティングチャンネルのオートメーションにどのように影響するかを示しています。
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VCA フェーダーのオートメーションカーブ
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ルーティングチャンネルのオートメーションカーブ
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VCA フェーダーとルーティングチャンネルの結合オートメーション。これが実際に再生されるボリュームです。