Watch フォルダー
Watch フォルダーを使用して、一括処理タスクを自動化できます。Watch フォルダーにファイルをコピーすると、定義済みの一括処理セットがそれらのファイルに自動的に適用されます。
一括処理セットには、WaveLab Pro のすべてのオーディオ処理機能を使用できます。たとえば、VST プラグインチェーンを使用した処理、R-128 準拠のラウドネスのノーマライズ、オーディオ解析のレポート、MP3 変換を行なえます。
Watch フォルダー機能を最大限に活用するには、WaveLab Pro の一括処理セットウィンドウでの作業に慣れている必要があります。
エクスプローラー (Windows) または Finder (Mac) の任意のフォルダーを Watch フォルダーに定義できます。Watch フォルダーにファイルを追加するには、ファイルをドラッグまたはコピーするか、任意のアプリケーションから Watch フォルダーに保存します。Watch フォルダーでは、オーディオファイルとオーディオモンタージュの両方を処理できます。
オーディオ処理の種類別に複数の Watch フォルダーを設定できます。
WaveLab Pro は、起動していない場合でも、Watch フォルダーにコピーされたすべてのファイルを処理します。
Watch フォルダーを設定するには、一括処理セットを設定し、Watch フォルダーを作成したあと、Watch フォルダーを一括処理セットに関連付けてから Watch フォルダーをアクティブにします。そのあとでファイルを Watch フォルダーにドラッグすると、ファイルが自動的に処理されます。
Watch フォルダーには、サブフォルダーが含まれるフォルダー内のファイルをドラッグできます。処理されたファイルは、ソースファイルと同じフォルダー構造で出力先フォルダーに出力されます。
処理対象のオーディオファイルを XML ファイルに指定して、その XML ファイルを Watch フォルダーにドラッグすることもできます。