スピーカー構成

最大 8 つのスピーカー設定を構成し、レイテンシーなしで別のオーディオスピーカー構成に切り替えられます。これを利用して、異なるスピーカー設定でサウンドを比較できます。

「VST オーディオの接続 (VST Audio Connections)」タブでスピーカー構成を設定したあと、マスターセクションの下部で構成を選択できます。

異なる設定の切り替えは、一番低いレベル (オーディオをハードウェアへ送る直前) で行なわれます。プラグインを使った処理は行なわれません。

ゲインは各構成で個別に設定できます。

  • スピーカーのゲインはメーターには反映されません。そのため、メーターにクリッピングが示されていなくても、信号ではクリッピングが生じている可能性があります。

  • スピーカーのゲインは、ファイルのレンダリングや CD の書き込みには影響しません。

  • ゲインはサンプルに影響するため、ゲインを変更するとディザー設定はリセットされます。これは、曲の静かな部分をモニタリングしているときに影響があります。

起動時にはスピーカー構成 #1 がアクティブになり、これがデフォルト構成になります (ゲインの変更なし)。

ゲイン設定は、アクティブ構成に保存されます。スピーカー構成のゲイン設定をプリセットとして保存するには、「VST オーディオの接続 (VST Audio Connections)」タブを開いて、スピーカー構成をプリセットとして保存します。