Equalizer
2 つの「Equalizer」モジュールをモジュールチェーン (「Equalizer A」および「Equalizer B」) に追加できます。

各帯域の設定

- オン/オフ
各セクションをオン/オフにします。
- チャンネル設定
左右、ステレオ、ミッド/サイド処理に切り替えることができます。「Left/Right」または「Mid/Side」処理モードでは、2 つのチャンネルを別々に設定できます。
- Linear Phase
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対応する帯域について、リニアフェイズモードのオン/オフを切り替えます。
リニアフェイズモードは、周波数によって異なる値で起きる可能性がある、オーディオ信号の不要な位相のシフトを防ぎます。
補足-
リニアフェイズモードでは、レイテンシーが増加します。
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バス信号のスロープが高い状態でローカットフィルターを使用した場合などに、まれに、不要なプレリンギングが発生する場合があります。
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イコライザーセクション

- タイプ
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EQ タイプは「Low Shelf」、「Peak」、「High Shelf」、「Notch」から選択できます。バンド 1 と 8 には、「Cut 12」、「Cut 24」、および「Cut 48」も選択できます。
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「Low Shelf」は、カットオフ周波数より下の周波数を指定された量だけ増幅/減衰します。
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「High Shelf」は、カットオフ周波数より上の周波数を指定された量だけ増幅/減衰します。
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「Peak」は、セット周波数値の周波数をベル型フィルターで増幅/減衰します。
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「Notch」は、セット周波数値の周波数を非常に狭いフィルターで増幅/減衰します。
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「Cut」は、セット周波数以下 (バンド 1) または以上 (バンド 8) の周波数を減衰します。オクターブあたりのデシベル数が異なる複数のスロープから選択できます (6 dB、12dB、24dB、48dB、96dB)。
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- FREQ (20 ~ 20000 Hz)
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各帯域の周波数を設定します。
- Q
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各帯域の幅をコントロールします。
- Gain (-15 ~ +15 dB)
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各帯域で減衰/増幅する量を設定します。