新機能
Cubase には多くの新機能が搭載されています。最も重要な改良についての情報と、それに対応する説明へのリンクを以下に記載します。
追加された新機能: バージョン 11.0.0
ハイライト
このダイナミクス系プラグインは、最大 3 バンドのアップダウンコンプレッサーを組み合わせたものです。このプラグインを使用すれば、リードサウンドを際立たせたり、アグレッシブなベースラインを抑えたり、かすかな空間的残響を強調したりできます。このプラグインの詳細については、『プラグインリファレンス』のSquasherを参照してください。
サイドチェーンをすばやく簡単に設定して、ミックスのスペースや独特なエフェクトを作成します。 を参照してください サイドチェーン.
サンプラートラックに多くの優れた新機能が追加されました。新しいスライスモードでは、ループが分割され、クリックするだけですぐにループを再生できます。新たに追加された 2 つのグローバル LFO を使用すれば、動きや興味深い効果を追加できます。サンプルエンジンの新しい品質モードでは、ビンテージ感や最高の再現性を追求できます。また、新しいモノラルレガートグライドは、一般的な 808 ベースラインなどに最適です。 を参照してください サンプラートラック.
新しいコントローラーイベントのデフォルトタイプとして、引き寄せとステップのどちらを使用するかを選択できます。 を参照してください 「コントローラーレーン設定 (Controller Lane Setup)」メニュー.
CC のすべての編集を別のトラックにコピーできます。 を参照してください コントローラーレーンのコンテキストメニュー.
常に完璧なチューニングを行なうために、ピッチベンドのステップを半音に設定できるようになりました。 を参照してください ピッチベンドコントローラーレーン.
CC レーンとピッチベンドレーンで、オートメーションのように傾斜やカーブを作成できるようになりました。 を参照してください コンティニュアスコントローラーイベント間になめらかなカーブを作成する.
MIDI ノートをダブルクリックするだけですばやく簡単に削除できるようになりました。 を参照してください ノートイベントの削除.
スケールアシスタントは、音楽製作ツールキットに追加された素晴らしいツールです。キーエディターで楽曲のスケールを設定してその指示に従ったり、ソロをスケールにクオンタイズしたり、完璧なチューニングでライブ演奏したりできます。また、設定したスケールのノートだけを表示するように変更できるほか、スケールアシスタントを使用して MIDI 録音を分析し、正しいスケールを提案させることもできます。これでもう、誤ったノートを入力してしまうことはありません。 を参照してください キーエディターのスケールアシスタント.
Cubase では、Windows 10 でより多くのスケーリング設定を利用できるようになりました (125 %、150 %、200 % など)。高 DPI がサポートされていないプラグインでも、Windows の倍率に基づいてスケーリングできます。 を参照してください 全般 (General).
その他
「トラックリストの分割 (Divide Track List)」機能を使用して作業をする際に、どのトラックリストにキーボードフォーカスがあるかが明確に表示されるようになりました。 を参照してください プロジェクトウィンドウのキーボードフォーカス.
「チャンネル設定 (Channel Settings)」ウィンドウにチャンネルストリップモジュール Maximizer の詳細ビューが表示されるようになりました。 を参照してください Maximizer – 詳細ビュー.
複数のサイドチェーン入力をサポートしているプラグイン (Squasher など) で、これらの入力に個別のサイドチェーンルーティングを設定できるようになりました。これにより、各プラグインのサイドチェーン入力を異なるサイドチェーンソースでコントロールできます。 を参照してください Side-Chain ルーティング.
コントローラーレーンでのポリプレッシャーイベントの選択と編集をはるかに直感的に行なえるようになりました。 を参照してください 「ポリプレッシャー (Poly Pressure)」イベントの追加.
キーエディターのイベントディスプレイとピアノキーボードディスプレイに表示するピッチを設定できます。 を参照してください キーエディターに特定のピッチを表示する.