MIDI Gate
MIDI Gate プラグインは、オーディオ信号をゲートにかけます。ゲートは MIDI ノートによってトリガーされます。
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通常、ゲートの役割は、設定したスレッショルドより下のオーディオ信号を消すことにあります。信号が設定レベルを上回ると、ゲートが開いて信号を通過させます。設定レベルを下回る信号は無音になります。ただし、ゲート効果はスレッショルドレベルによってトリガーされるのではなく、MIDI ノートによってトリガーされます。つまり、MIDI Gate が機能するにはオーディオと MIDI データが必要になります。
- Attack (0 ~ 500 ミリ秒)
ゲートが有効になったあと、ゲートを開くまでの時間を設定します。
- Hold
ノートオン/オフメッセージを受けてからゲートが開き続ける長さを設定します。「Hold Mode」の設定が反映されます。
- Release (0 ~ 3000 ミリ秒)
「Hold」の設定時間が経過したあと、ゲートが閉じるまでにかかる時間を設定します。
- Note To Attack
この設定は、MIDI ノートのベロシティーがどれ位アタックタイムに作用するかを決定します。この値を高くするほど、ベロシティーの高いノートでのアタックタイムが長くなります。低い値を設定すると、ベロシティーの高いノートでのアタックタイムが短くなります。このパラメーターを使わない場合、0 にします。
- Note To Release
この設定は、MIDI ノートのベロシティーがどれ位リリースタイムに作用するかを決定します。高い値にするとリリースタイムが増大します。このパラメーターを使わない場合、0 にします。
- Velocity To VCA
MIDI ノートのベロシティーが出力されるボリュームにどれ位作用するかを設定します。数値「127」の場合、ボリュームはベロシティーによって完全にコントロールされ、数値「0」の場合、ベロシティーはボリュームに影響を与えません。
- Hold Mode
「ホールドモード」を設定します。
「Note On」に設定すると、ゲートをトリガーする MIDI ノートの長さにかかわらず、「Hold」と「Release」で設定された時間だけゲートが開き続けます。
「Note Off」モードでは、MIDI ノートが発音されている間ゲートが開き続けます。ノートオフ信号を受信すると「Hold」パラメーターと「Release」パラメーターが適用されます。