「スナップのタイプ (Snap Type)」メニュー
複数のオプションからスナップのタイプを選択して、スナップポイントを設定できます。
「スナップのタイプ (Snap Type)」ポップアップメニューを開くには、ツールバーの「スナップのタイプ (Snap Type)」 をクリックします。
スナップには以下のタイプがあります。
- グリッド (Grid)
このオプションをオンにすると、「グリッドの間隔 (Grid Type)」ポップアップメニューで選択した項目によってスナップポイントが決まります。このオプションの内容は、ルーラーで選択している時間表示形式によって異なります。
ルーラーが「秒 (Seconds)」(秒単位) 形式になっている場合、タイムベースのグリッドオプションを使用できます。
ルーラーが「小節/拍 (Bars+Beats)」形式になっている場合、ミュージカルグリッドオプションを使用できます。
- グリッド (相対的) (Grid Relative)
このオプションをオンにすると、イベントとパート自体はグリッドに貼り付きません。そのかわり、このスナップタイプでは、イベント/パートの「移動幅」がグリッドに合わせられます。つまり、元の位置とグリッドとの間隔を保ったまま、イベント/パートが移動されます。
たとえば、イベントの開始位置が「3.04.01」である場合、スナップ機能を「グリッド (相対的) (Grid Relative)」に設定し、さらに「グリッドの間隔 (Grid Type)」を「小節 (Bar)」に設定すると、イベントは 1 小節ずつ、つまり「4.04.01」、「5.04.01」...に移動できます。
補足この動作は、既存のイベント/パートをドラッグする際だけに適用されます。新しくイベント/パートを作成した場合には、この「スナップのタイプ (Snap Type)」は「グリッド (Grid)」と同様の動作になります。
- イベント (Events)
このオプションをオンにすると、イベントやパートの開始/終了位置が「自動吸着」の対象になります。つまり、イベントを別のイベントの開始/終了位置の近くにドラッグすると、そのイベントの開始/終了位置に「貼り付く」ことになります。
オーディオイベントの場合は、スナップポイントも「吸着の対象」になります。マーカートラック上のマーカーイベントも、同じく「吸着の対象」になります。
- シャッフル (Shuffle)
シャッフルは「隣接する」イベントの順序を変更するときに便利です。たとえば、隣り合った 2 つのイベントがある場合、A のイベントを B のイベントの右側 (左側) にドラッグすると、2 つのイベントの位置が入れ替わります。
3 つ以上のイベントの順序を変更する場合も同じです。
- カーソル (Cursor)
このグリッドの間隔はプロジェクトカーソルを磁石のように取扱います。イベントをカーソルの近くにドラッグすると、イベントがカーソル位置に貼り付くように配置されます。
- グリッド + カーソル (Grid + Cursor)
「グリッド (Grid)」と「カーソル (Cursor)」の両方の動作をします。
- イベント + カーソル (Events + Cursor)
「イベント (Events)」と「カーソル (Cursor)」の両方の動作をします。
- イベント + グリッド + カーソル (Events + Grid + Cursor)
「イベント (Events)」、「グリッド (Grid)」、「カーソル (Cursor)」が組み合わされて動作します。