手動でテンポ分析を修正する
楽曲に異なるテンポで再生されるセクションが含まれている場合や特殊なリズム特性がある場合などは、テンポイベントを手動で調整する必要があります。
前提
素材を分析し、テンポ検出パネルを開いたままにしておきます。メトロノームクリックを有効にしておきます。
手順
- 分析した素材でトラックを最初から再生し、クリックを確認します。
- 必要に応じて操作を行なってください。オーディオイベントを操作する際は、波形を拡大すると、テンポトラック上のテンポイベントと波形の詳細を比較できます。
- 必要に応じて操作を行なってください。正しい位置に置かれていない最初のテンポイベントが素材の開始位置にある場合は、テンポ検出パネルの左矢印ボタンをクリックして再分析の方向を変更します。
- タイムワープツールを選択して、正しい位置に置かれていない最初のテンポイベントを正しい位置に移動します。
結果
素材が再分析され、テンポが再計算されます。
手順終了後の項目
引き続き、最後まで素材を聴いてテンポイベントを修正します。テンポ検出パネルを閉じます。
補足
異なるテンポを持つ複数のセクションが素材に含まれている場合は、主要なテンポチェンジごとに素材を分割し、それぞれのセクションでテンポの検出を実行することもできます。セクションの長さはそれぞれ 7 秒以上必要です。