ReCycle ファイルを読み込む
Propellerhead Software社の「ReCycle」で作成した REX および REX2 形式のオーディオファイルを読み込むことができます。ReCycle は、ループをスライスして各ビート個別のサンプルを作成し、最初から個別のサウンドで構成されているかのようにループのテンポを合わせたり、編集したりできます。
前提
「REX Shared Library」をシステムにインストールしておきます。
手順
-
オーディオトラックを選択し、読み込むファイルの開始位置にプロジェクトカーソルを移動します。
オーディオトラックをミュージカルタイムベースに設定すると、後からでもテンポを変更でき、読み込んだ REX ファイルがテンポに沿って自動的に調整されます。
- を選択します。
- ファイルダイアログで、ファイル形式のポップアップメニューを開いて、「REX ファイル (REX File)」または「REX 2 ファイル (REX 2 File)」を選択します。
- 読み込むファイルを選択して、「開く (Open)」をクリックします。
結果
すると、REX ファイルが読み込まれ、Cubase の現在のテンポに合わせるよう、自動的に調整されます。
読み込んだREXファイルは、ループのスライスごとに 1 つのイベントを含んでいます。イベントは、選択したトラック上のオーディオパートに自動的に配置され、ループの元の内部タイミングが保持されるように位置が調整されます。
手順終了後の項目
オーディオパートエディターでパートを開くと、ミュート、移動、サイズ変更、エフェクトや処理の追加などの操作を、各スライスごとに編集できます。
また、そのトラックがミュージカルタイムベースに設定されている場合、テンポを調整することで REX ファイルを自動的にそのテンポに合わせることができます。
補足
Cubase のループスライス機能を使っても、同じことができます。