ダイレクトルーティングを設定する

ダイレクトルーティングラックでは、チャンネルごとに最大 8 つのルーティングターゲットを割り当てられます。

手順

  1. MixConsole ツールバーで、「ラック (Racks)」をクリックして「ダイレクトルーティング (Direct Routing)」をオンにします。

    「ダイレクトルーティング (Direct Routing)」ラックがフェーダーセクションの上に表示されます。

  2. 同じターゲットを設定したいチャンネルをすべて選択し、[Shift]+[Alt/Opt] を押した状態で「ダイレクトルーティング (Direct Routing)」ラックの最初のスロットをクリックします。
  3. ルーティングセレクターで、選択しているチャンネルのメイン出力を選択します。
    補足

    同じグループのチャンネルには同じターゲットを選択することをおすすめします。このメイン出力は他の出力ターゲットに対して基準となるので、チャンネル幅が一番広い設定になっている必要があります。

    重要

    一番上にある「ダイレクトルーティング (Direct Routing)」スロットのメイン出力のルーティングによってチャンネル幅が決まります。Cubase のいくつかの機能、たとえば「オーディオミックスダウン書き出し (Export Audio Mixdown)」やサラウンドパンなどを思ったとおりに動作させるには、メイン出力を正しく設定する必要があります。

  4. 次のターゲットスロットをクリックして、別の出力を選択します。
  5. 必要なターゲットスロットの数だけ (最大で合計 8 つ) この操作を繰り返します。

    オーディオトラックをグループにルーティングできたら、そのグループを出力バスにルーティングできます。

  6. ルーティングの割り当てができたら、各チャンネルで希望するルーティングターゲットのスロットをクリックして、ルーティングをアクティブにできます。

    アクティブなルーティングターゲットが点灯します。