リアルタイム処理を展開する
VariAudio および AudioWarp 機能による変更を展開できます。これは、CPU の負荷を減らしたり、処理の音質を最適化したり、オフライン処理を適用したりする場合に便利です。
手順
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必要に応じて、展開するセグメントを選択します。
何も選択しなかった場合、すべてのセグメントが展開されます。
- 「VariAudio」セクションで「機能 (Functions)」メニューを開き、「リアルタイム処理を展開する (Flatten Realtime Processing)」を選択します。
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「リアルタイム処理を展開する (Flatten Realtime Processing)」ダイアログで、アルゴリズムのプリセットを選択します。
補足
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タイムストレッチの倍率が 0.5 ~ 2 の場合、アルゴリズムのプリセットとして「リアルタイム (Realtime)」または「MPEX」を選択できます。タイムストレッチの倍率が 0.5 ~ 2 以外の場合、「リアルタイム (Realtime)」が自動的に設定されます。
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MPEX アルゴリズムは、Apple シリコンベースのコンピューターではサポートされていません。
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- 「OK」をクリックします。
結果
ピッチシフトが適用されていたループは元と同じ状態で再生されますが、「ミュージカルモード (Musical Mode)」はオフになり、ピッチの変更、ボリュームの編集、フォルマントシフトなどの VariAudio データが失われます。