プロジェクトのフレームレートの調節
実際のビデオのフレーム数に Cubase のタイムディスプレイを確実に対応させるためには、プロジェクトのフレームレートが読み込まれるビデオファイルのフレームレートに合わせて設定されている必要があります。
前提
読み込んだビデオのフレームレートがプロジェクトのフレームレートと異なっていることとします。
手順
- を選択します。
- 「プロジェクト設定 (Project Setup)」ダイアログで「ビデオからフレームレートを取得 (Get Frame Rate from Video)」をクリックします。
- 「OK」をクリックします。
結果
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Cubase がビデオのフレームレートに対応している場合は、プロジェクトのフレームレートがそれに合わせて変化します。必要に応じて、プロジェクトの開始時間がフレームレートの変更を反映するように自動的に調整されます。
たとえば、プロジェクトのフレームレートが 30fps から 29.97fps に切り替わった場合、プロジェクト内のすべてのイベントが実際の時間に対して同じ位置を保てるように、プロジェクトの開始時間が変化します。
補足プロジェクトの開始時間をそのままにしておきたい場合は、開始時間を手動で元に戻す必要があります。この場合、プロジェクト内で適切な位置と同期状態を維持できるように、タイムラインにビデオイベントをスナップする必要があります。
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プロジェクトにそれぞれフレームレートが異なるビデオファイルが含まれている場合、プロジェクトのフレームレートは上側のビデオトラックに表示されている最初のビデオイベントのフレームレートに調整されます。他のビデオファイルを読み込んで、正常に編集を行なうには、そのビデオファイルにプロジェクトフレームレートを合わせる必要があります。