新機能
Cubase の最も重要な改良についての情報と、それに対応する説明へのリンクを以下に記載します。
追加された新機能: バージョン 13.0.30
Windows 版の Hub に、プログラムを閉じるための専用の「終了 (Quit)」ボタンが追加されました。 を参照してください Cubase Hub.
Cubase は、2 GB を超えるプロジェクトファイルサイズに対応するようになりました。 を参照してください プロジェクトファイルとプロジェクトの場所.
プロジェクトまたはトラックアーカイブからテンポトラックや拍子トラックを読み込む場合に、特定の範囲のみを読み込めるようになりました。 を参照してください プロジェクトまたはトラックアーカイブからトラックを読み込む.
Windows では、トラック名を太字で表示するか、通常のフォントの太さで表示するかを選択できるようになりました。 を参照してください イベントの表示 - トラック (Event Display - Tracks).
追加された新機能: バージョン 13.0.20
タップによってテンポチェンジを挿入する場合に、新しいテンポイベントをどこに追加するかを決める「タップテンポモード (Tap Tempo Mode)」を設定できるようになりました。 を参照してください タップテンポモード.
追加された新機能: バージョン 13.0.10
ハイライト
選択したビデオファイルのオーディオを、ビデオの品質を低下させたり変更したりすることなく置き換えることができます。 を参照してください 選択したビデオファイルのオーディオを置き換える.
その他
「ダイレクトオフラインプロセシング (Direct Offline Processing)」ウィンドウで、選択した処理をバイパスして試聴できるようになりました。 を参照してください 「ダイレクトオフラインプロセシング (Direct Offline Processing)」ウィンドウのツールバー.
追加された新機能: バージョン 13.0.0
ハイライト
VocalChain は現代のボーカルプロセッシングに特化したプラグインであり、クリーニング、特性の追加、一般的なボーカルエフェクトなど、さまざまな機能に対応する幅広いモジュールが搭載されています。このプラグインの詳細については、『プラグインリファレンス』のVocal Chainを参照してください。
プロジェクトウィンドウの新しい「チャンネル (Channel)」タブでは、アレンジから離れることなくミックスに直接アクセスできます。新しいデザインにより、必要なものを直感的に見つけられるほか、コンパクトなチャンネルごとのビューでどこからでもミックスを行なえるようになりました。 を参照してください 「チャンネル (Channel)」タブ.
すべてのオーディオ関連トラックと MIDI 関連トラックは、「チャンネル (Channel)」タブに表示できる特定のチャンネルに割り当てられます。 を参照してください トラックとチャンネル.
範囲選択ツールをキーエディターとドラムエディターでも使用できるようになりました。 を参照してください プロジェクトウィンドウおよびエディターでの範囲の編集.
MixConsole が一新され、ミックスに集中できるようになりました。 を参照してください MixConsole ウィンドウ.
キーエディターとドラムエディターの「Visibility」タブでは、複数の MIDI パートを編集したり、トラックを切り替えたりできます。 を参照してください 「Visibility」タブ.
再設計されたコードパッドにより、クリエイティブなコード進行を簡単に見つけることができます。新しいプリセットは優れた足がかりとなり、強化された機能を使用して独自の音楽をより簡単に作成できます。 を参照してください コードパッドゾーン.
その他の新機能
Vocoder プラグインは、ある信号から取り出したサウンド特性を別の信号に適用できるクラシックなエフェクトを模したものです。たとえば、声をモジュレーター、インストゥルメントをキャリアとして使い、インストゥルメントに喋らせる場合などに使用します。このプラグインの詳細については、『プラグインリファレンス』のVocoderを参照してください。
Black Valve は現代のボーカルプロセッシングに特化したプラグインであり、クリーニング、特性の追加、一般的なボーカルエフェクトなど、さまざまな機能に対応する幅広いモジュールが搭載されています。このプラグインの詳細については、『プラグインリファレンス』のBlack Valveを参照してください。
VoxComp はボーカル処理用に設計されたコンプレッサープラグインです。高度に適応するアルゴリズムを使用し、望ましい結果を簡単に実現できます。このプラグインの詳細については、『プラグインリファレンス』のVoxCompを参照してください。
EQ-P1A は、クラシックなアナログ EQ をベースにした、低音域の減衰・増幅がユニークで特徴的なサウンドのビンテージチューブ EQ プラグインです。ローシェルビングフィルターとハイシェルビングフィルターに加え、追加のハイピークフィルターが用意されています。このプラグインの詳細については、『プラグインリファレンス』のEQ-P1Aを参照してください。
EQ-M5 は特徴的なビンテージチューブ EQ プラグインであり、特に中域の処理に適しています。ロー、ミッド、ハイピークフィルターが搭載されています。このプラグインの詳細については、『プラグインリファレンス』のEQ-M5を参照してください。
TestGenerator プラグインには、改良された信号ジェネレーター、追加の波形とノイズが付属しています。パルス信号を使用し、出力信号のオン/オフをチャンネルごとに切り替えられるようになりました。このプラグインの詳細については、『プラグインリファレンス』のTestGeneratorを参照してください。
左ゾーンの横幅を調節できます。 を参照してください プロジェクトウィンドウの左ゾーン.
元のプロジェクトから専用の範囲を読み込み、読み込んだトラックをトラックリストのどこに挿入するかを指定できるようになりました。既存のトラックに読み込む場合、読み込んだオーディオを既存のイベントに読み込むか、既存のイベントを置き換えるか、新しいトラックバージョンを作成するかを選択できます。 を参照してください トラックの読み込みオプションダイアログ.
プロジェクト内のオーディオチャンネル、グループチャンネル、FX チャンネルトラックのチャンネル構成をモノラルとステレオの間で切り替えられるようになりました。 を参照してください チャンネル構成.
ビデオトラックでビデオファイルのトラックバージョンを作成できるようになりました。これにより、新しいビデオの編集作業がより便利になります。 を参照してください トラックバージョン.
プロジェクト内の選択した複数のイベントの名前を同時にすばやく変更できるようになりました。 を参照してください イベント名を変更する.
新しい再生開始モードでは、再生を現在の位置から開始するか、選択範囲から開始するか、ロケーター範囲から開始するかを選択できます。 を参照してください 「トランスポート (Transport)」メニュー.
キーボードショートカットを使用して、アクティブなマーカートラックだけでなく、選択したマーカートラックにもマーカーを追加できるようになりました。 を参照してください 複数のマーカートラックを使う.
マーカートラックにポジションマーカーやサイクルマーカーを追加する際に、マーカー名をすぐに変更できるようになりました。 を参照してください マーカートラックにマーカーを追加して編集する.
新しい AudioWarp 再生モードの「Spectral」、「Spectral HD」、「Spectral Vocal」は、スペクトラル再合成アルゴリズムを使用しており、0% までの極端なストレッチ率を設定できます。 を参照してください 再生セクション.
エンベロープエディターのデザインが一新され、いくつかの新しい編集機能を利用できるようになりました。「Shaper」エンベロープモードが新たに追加されました。新しい編集ツールでは、選択した複数のエンベロープノードを以前のバージョンよりもはるかに便利に編集できるようになりました。 を参照してください エンベロープエディター.
サンプラーコントロールに 20 ステップの独自の編集履歴が追加され、直近のパラメーター変更や編集ステップを元に戻したり再実行したりできるようになりました。 を参照してください サンプラーコントロールの編集履歴.
AmbiDecoder プラグインを使用すると、Ambisonics 信号の左右、フロントとバック、または上下を簡単に入れ替えることができます。また、プラグインの出力レベルも調節できるようになりました。 を参照してください VST AmbiDecoder パネル.
OSC ヘッドトラッキングで、IEM、Unity、Ambix メッセージ形式がサポートされるようになりました。また、「Head Tracking」ウィンドウのトラックデバイス管理が強化されました。 を参照してください 「Head Tracking」ウィンドウ.
MIDI 入力機能が改良されました。 を参照してください MIDI 入力を経由してノートイベントを編集する.
ステップ入力機能を使用すると、ノートの長さをその場で修正したり、声部を追加したりできます。 を参照してください ノートイベントをステップ入力で挿入する.
Cubase でタッピングによってテンポチェンジを設定するワークフローが改良されました。 を参照してください タッピングによるテンポチェンジの設定.
トランスポートパネルとトランスポートバーの新しいタップテンポ機能を使用すると、プロジェクトのテンポを簡単に調節できます。 を参照してください タッピングでプロジェクトのテンポを設定する.
新しい「キーボードショートカット (Key Commands)」ダイアログを使用すると、ショートカットをすばやく簡単に管理できます。ダイナミックフィルターでコマンドを検索し、新しいマクロをその場で試すことができます。 を参照してください 「キーボードショートカット (Key commands)」ダイアログ.
その他
Frequency 2 では、スペクトルディスプレイに表示されるゲイン範囲を変更できるようになりました。これにより、たとえばマスタリング時の微妙なパラメーター調整が容易になります。このプラグインの詳細については、『プラグインリファレンス』のFrequency 2を参照してください。
付属の MIDI エフェクトのユーザーインターフェースが一新されました。MIDI エフェクトの詳細については、『プラグインリファレンス』のMIDI エフェクトを参照してください。
Cubase には HALion Sonic 7 が付属しています。この VST インストゥルメントの詳細については、『HALion Sonic 7 オペレーションマニュアル』のHALion Sonic 7を参照してください。
Cubase には最新バージョンの SpectraLayers One が付属しています。スペクトラル編集用のこの強力なツールの詳細については、『SpectraLayers One オペレーションマニュアル』のSpectraLayers One 10を参照してください。
Windows で、デスクトップに 1 つ以上のウィンドウを開いている場合のウィンドウ操作が改良されました。ほとんどのウィンドウに専用メニューが用意され、それぞれの状況に即した機能と設定のみが表示されるようになりました。 を参照してください Cubase のメニュー.
イベントディスプレイでマウスホイールを使用して垂直方向と水平方向にズームできるようになりました。 を参照してください プロジェクトウィンドウのズーム機能.
「トラックを追加 (Add Track)」ダイアログでインストゥルメントトラックを追加する場合に、MIDI 入力を設定できるようになりました。 を参照してください 「トラックを追加 (Add Track)」ダイアログ – インストゥルメント.
「トラックを追加 (Add Track)」ダイアログでサンプラートラックを追加する場合に、MIDI 入力とオーディオ出力を設定できるようになりました。 を参照してください 「トラックを追加 (Add Track)」ダイアログ – サンプラー.
「トラックを追加 (Add Track)」ダイアログで MIDI トラックを追加する場合に、MIDI 入力、MIDI 出力、MIDI チャンネルを設定できるようになりました。 を参照してください 「トラックを追加 (Add Track)」ダイアログ – MIDI.
ダブルクリックで MIDI トラックを追加すると、トラックリストで選択されている MIDI トラックの入出力バスとチャンネルが適用されるようになりました。 を参照してください ダブルクリックでトラックを追加する.
範囲選択ツールの操作が拡張され、ヒットポイントを使用したナビゲーションに対応しました。 を参照してください 選択範囲を設定する.
MIDI コントロールサーフェスのエディターで作成したコントロールサーフェスから右クリックでマッピングを削除できます。 を参照してください 右クリックでマッピングを削除する.
コンティニュアスコントローラーイベント、ピッチベンド、アフタータッチ、ポリプレッシャーイベントが「引き寄せ (Ramp)」モードで記録され、記録後にデータが自動的に削減されるようになりました。 を参照してください 「コントローラーレーン設定 (Controller Lane Setup)」メニュー.