Groove Agent SE には、多くの高品質なスタジオエフェクトが付属しています。
「Dynamics」サブメニューには、ダイナミクスエフェクトが含まれています。
いくつかのコントロールと概念は、プログラム全体に共通しています。たとえば、プリセットはいくつかの異なるセクションとコンテキストで使用できますが、その使用方法は常に同じです。
ここでは、Groove Agent SE の概要と、プログラムの機能および設定について説明します。
ロードパネルを使用してファイルを管理できます。
Groove Agent SE には、インストゥルメントパッドとパターンパッドという 2つの異なるタイプのパッドがあります。インストゥルメントパッドはサンプルをトリガーするために使用されます。パターンパッドでは MIDI ドラムパターンやスタイルをトリガーします。
Beat Agent SE は、あらゆる電子音楽やアーバンミュージックに最高のビートを作るためのツールやサウンドを完備したビートプロダクションインストゥルメントです。
Acoustic Agent SE は次世代のバーチャルアコースティックドラマーであり、最上級のドラムサウンドと、曲と完璧にマッチした伴奏を行なえる統合プレーヤーを提供します。
ミキシングは、「Mixer」ページで行ないます。
「Reverb」サブメニューには、リバーブエフェクトが含まれています。
「Delay」サブメニューには、ディレイエフェクトが含まれています。
「EQ」サブメニューには、イコライザーエフェクトが含まれています。
「Filter」サブメニューには、フィルターエフェクトが含まれています。
「Distortion」サブメニューには、ディストーションエフェクトが含まれています。
「Modulation」サブメニューには、モジュレーションエフェクトが含まれています。
コンプレッサーはサウンドのダイナミックレンジを低減します。これにより、サウンドにヘッドルームが得られます。このヘッドルームを利用してサウンド全体のボリュームをさらに上げることができます。
Vintage Compressor は、ビンテージコンプレッサーを再現するプラグインです。
Tube Compressor は、チューブシミュレーションが統合された多機能コンプレッサーです。なめらかで温かみのあるコンプレッションエフェクトを加えられます。GR メーターには、ゲインの減衰量が表示されます。Tube Compressor には、トリガー信号をフィルターできる内部のサイドチェーンセクションがあります。
Limiter は、サウンドが出力レベルの設定値を超えないようにします。たとえば、後ろに続くエフェクトでクリッピングが発生するのを避けるために使用できます。
Brickwall Limiter プラグインは、設定した制限を超えないように出力レベルを調節します。
Maximizer プラグインは、クリッピングを防ぎながらオーディオ素材のラウドネスを上げます。
設定したスレッショルドより低い信号の出力レベルを、入力レベルに対して相対的に減衰します。ダイナミックレンジを増幅する場合や、静かなパッセージ内のノイズを低減する場合に便利です。
入力サウンドがスレッショルドを超えたときのみ、ゲートはサウンドを出力します。スレッショルドを下回るサウンドは無音となります。
オーディオ素材のアタックおよびリリース部分のゲインを減衰または増幅するのに使用するエフェクトです。
「Spatial + Panner」サブメニューには、ステレオエフェクトが含まれています。
Groove Agent SE のパラメーターはホストアプリケーションでオートメーションできます。また、MIDI コントローラーを Groove Agent SE パラメーターに割り当てることもできます。
ツールバーおよび「Options」ページのプラグイン機能セクションには、Groove Agent SE のグローバル機能と設定があります。