AIFC ファイル
AIFC ファイルは比率「6:1」までの圧縮が可能で、ヘッダーにタグを含んでいます。AIFC ファイルの拡張子は .aifc です。ほとんどの OS で使用できます。

書き出すファイルの形式に「AIFC ファイル (AIFC File)」を選択した場合、「属性を選択 (Select Attributes)」セクションで、以下の設定を行なえます。
- Broadcast Wave チャンクを挿入 (Insert Broadcast Wave Chunk)
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Broadcast Wave 形式に付加的なファイル情報を埋め込みできるようにします。
補足このオプションをオンにすると、Broadcast Wave ファイルが作成されます。アプリケーションによっては、このファイルを扱えないものもあります。他のアプリケーションでファイルの使用に問題が発生した場合は、「Broadcast Wave チャンクを挿入 (Insert Broadcast Wave Chunk)」をオフにしてファイルを再度書き出してください。
Broadcast Wave ファイルには、EBU R 128 に準拠するラウドネスメタデータが含まれます。これは MediaBay の「属性インスペクター (Attributes Inspector)」に表示されます。
- iXML チャンクを挿入 (Insert iXML Chunk)
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プロジェクト名、作成者、フレームレートなどのプロジェクト関連の付加的な情報を追加します。
- テンポ設定を挿入 (Insert Tempo Definition)
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このオプションは、「iXML チャンクを挿入 (Insert iXML Chunk)」がオンの場合にのみ使用できます。テンポトラックまたはサンプルエディターの「定義 (Definition)」セクションのテンポ情報を、書き出すファイルの iXML チャンクに含めることができます。
- 統合ラウドネスにノーマライズ (Normalize to Integrated Loudness)
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右側のフィールドに指定した統合ラウドネス値にオーディオをノーマライズします。
- Broadcast Wave チャンクを設定 (Set up Broadcast Wave Chunk)
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情報を入力するための「Broadcast Wave Chunk」ダイアログが開きます。
- 統合ラウドネスリファレンス (Integrated Loudness Reference)
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オーディオのノーマライズの統合ラウドネス値を設定します。
- 最大トゥルーピーク値 (Max. True Peak value)
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オーディオのノーマライズの最大トゥルーピーク値を設定します。