VST インストゥルメントの Side-Chain 入力

Side-Chain 入力機能を備える VST 3 インストゥルメントにオーディオを送ることができます。サイドチェーンにより、1 つのトラックの出力を使用して別のトラックのインストゥルメントの動作をコントロールできるようになります。

Side-Chain 入力を有効にすると、インストゥルメントによっては以下を行なえます。

  • インストゥルメントをオーディオイベントのエフェクトプラグインとして使用できます。

  • サイドチェーン信号をモジュレーションのソースとして利用します。

  • ダッキングをインストゥルメントに適用します (信号がオーディオトラックに存在する場合に、インストゥルメントトラックのボリュームを下げます)。

オーディオ信号は、以下のいずれかの方法でインストゥルメントの Side-Chain 入力へルーティングできます。

  • オーディオ信号をインストゥルメントを介して完全に処理する場合は、オーディオトラックの出力をインストゥルメントの Side-Chain 入力にルーティングします。

  • ノイズのないオーディオ信号とインストゥルメントで処理された信号の両方を使う場合は、インストゥルメントのサイドチェーンに Send をルーティングします。

補足

再生されるオーディオをインストゥルメントを介して聴く場合は、MIDI イベントを再生するか、外部 MIDI キーボードでノートを再生して、ノートをトリガーする必要があります。