プラグインディレイ補正の解除

VST インストゥルメントをリアルタイムで演奏したり、ライブ音声を録音したりする際、Nuendo にレイテンシーを生じさせないようにするには、「プラグインディレイ補正の解除 (Constrain Delay Compensation)」をオンにします。この機能は、ディレイ補正で生じるレイテンシーを最小限にしながら、ミキシングもできる限り維持します。

「プラグインディレイ補正の解除 (Constrain Delay Compensation)」は、プロジェクトウィンドウツールバーとトランスポートゾーンにあります。また、MixConsole「機能メニュー (Functions Menu)」にもメニュー項目があります。

「プラグインディレイ補正の解除 (Constrain Delay Compensation)」をオンにすると、VST インストゥルメントチャンネルで使用している VST プラグイン、録音可能なオーディオトラックチャンネル、グループチャンネル、出力チャンネルが一時的に無効となります。FX チャンネルで使用している VST プラグインには影響しません。VST インストゥルメントを使用して録音や演奏を行なったあとは、オーディオパス全体で完全なディレイ補正を行なうために、「プラグインディレイ補正の解除 (Constrain Delay Compensation)」をオフにすることをおすすめします。