VST System Link をアクティブにする
VST System Link を使用して作業できるようにするには、すべてのネットワークコンピューターで VST System Link をアクティブにする必要があります。
手順
- を選択して、「ソース (Sources)」タブで「VST System Link」をタイムコードソースに選択します。
- を選択します。
-
「デバイス (Devices)」リストで、「VST System Link」を選択します。
-
「ASIO 入力 (ASIO Input)」および「ASIO 出力 (ASIO Output)」ポップアップメニューで、VST System Link 情報の伝送を行なうネットワークチャンネルにするチャンネルを選択します。
補足
ネットワーク信号は 1 つのチャンネルの 1 ビットだけを使用して伝送されます。ADAT 形式のシステムにおいては、7 チャンネルの 24bit オーディオと 1 チャンネルの 23bit オーディオが使用できます (ネットワーク信号は、最後のチャンネルの最下位 1bit を使用します)。それでも、23 bit オーディオのチャンネルには約 138 dB のヘッドルームがあります。
- 「VST System Link」設定ページ部分の左上角にある「アクティブ (Active)」をオンにします。
- ネットワーク内の各コンピューターで同じ手順を繰り返します。
結果
アクティブなコンピューターの送信/受信インジケーターが点滅し、ダイアログの「セルフテスト (Self test)」セクションのリストに各コンピューターの名前が表示されます。各コンピューターにランダムな番号が自動的に割り当てられます。
ここで変更した名前は、ネットワーク内のすべてのコンピューターの「VST System Link」ウィンドウに表示されます。コンピューターの名前をダブルクリックすると、新しい名前を入力できます。
補足
各コンピューターの名前が表示されない場合は、前述の手順で、すべての ASIO 対応オーディオデバイスがクロック信号を適切に受信していること、また、各コンピューターのデジタル入出力が VST System Link のネットワークに正しく割り当てられていることを確認してください。