Bass Manager

Bass Manager を使用すると、メインスピーカーが小型な場合に、スタジオの LFE スピーカーをサブウーファーとして使用することで、フルレンジサウンドを実現できます。また、メインスピーカーによってフルレンジサウンドが実現されているが、LFE スピーカーが小型な場合に、LFE からの高域信号をメインスピーカーにルーティングして LFE サウンドを増幅できます。



モニタリングシステムをオーディオインターフェースに直結していて、低域の調節が十分でない場合、Control Room のインサートに Bass Manager を使用すると、LFE スピーカーとメインスピーカーの信号のレベルおよびルーティングを調節できます。これによって、小型のスピーカーでもフルレンジサウンドを実現できます。

入出力レベルメーター

Level In

入力信号のレベルが表示されます。

Level Out

出力信号のレベルが表示されます。

Main

Subwoofer

オンにすると、メインスピーカーの低域がサブウーファーにルーティングされます。

Freq

クロスオーバー周波数を設定します。この値より低い周波数がサブウーファーにルーティングされます。

Gain

サブウーファーにルーティングされる信号を減衰/増幅する量を設定します。

LFE

Center

オンにすると、LFE 信号がセンターチャンネルにルーティングされます。

L/R

オンにすると、LFE 信号が左右のチャンネルにルーティングされます。

Freq

クロスオーバー周波数を設定します。この値より高い周波数が左右のチャンネルまたはセンターチャンネルにルーティングされます。

Gain

左右のチャンネルまたはセンターチャンネルにルーティングされる信号を減衰/増幅する量を設定します。

+10 dB

LFE 信号のレベルを 10dB 単位で増幅します。

Subwoofer

Solo

サブウーファー信号をソロにします。

Mute

サブウーファー信号をミュートにします。

Low Cut

サブウーファーのローカットフィルターを設定します。

High Cut

サブウーファーのハイカットフィルターを設定します。

+10 dB

サブウーファー信号のレベルを 10dB 単位で増幅します。

補足

パラメーター値は、グラフィック表示を使用しても設定できます。また、値フィールドに値を入力して設定することもできます。