MixerDelay
MixerDelay でサラウンドトラック、グループ、あるいはサラウンドバスにおける、各チャンネルを調整/操作できます。
個々のチャンネルコントロールの上に、すべてのチャンネルのミュート、ソロ、位相反転の各スイッチをオフにするためのグローバルボタンがあります。
- ミュート (M)
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個々のチャンネルをミュートできます。
- ソロ (S)
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個々のチャンネルをソロにできます。
- Inv
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個々のチャンネルの位相または極性を反転できます。
- Delay
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個々のスピーカーチャンネルを遅延できます。遅延時間はミリ秒単位および cm 単位で表示されます。この機能は、異なるセットアップのスピーカーでサラウンドミックスを再生する場合などに距離の補正を行なうのに非常に役立ちます。
- Level
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サラウンドチャンネルのボリュームバランスを微調整できます。
- ボリューム
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入力信号のレベルが表示されます。
- Routing
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チャンネルの出力先を素早く選択/切り替えできます。[Alt] を押しながら選択すると、同じ出力を複数のチャンネルに割り当てることができます。いくつかのチャンネルルーティングプリセットも利用できます。
大きいビデオモニターやプロジェクターを収容している場合には、ミックスポジション付近に 5.1 スピーカー構成のセンターチャンネルが存在するのが一般的です。このように、近くにあるセンターチャンネルの位置を補うために、MixerDelay を使用できます。センターチャンネルと他のスピーカーについて、ミックスポジションとの距離 (cm 単位) をそれぞれに設定してディレイ時間を調整します。距離の遠いスピーカーからのサウンドと同時に到着するようにするため、より近くにあるスピーカーを遅らせる必要があります。MixerDelay は広範囲 (最大 1000 ミリ秒) な調整、またスピーカーの位置/距離を cm 単位で入力することにより的確なディレイ時間の微調整を行なえます。
MixerDelay はミキサーではありません。入力と出力の数は同じです。サラウンド音声をステレオにダウンミックスするような場合は、Mix6to2、Mix8to2、または MixConvert V6 プラグインを使用してください。