アプリケーションを使用する際の効率を最大限に高めるために、WaveLab Cast の一般的な概念をよく理解しておくことをおすすめします。
以下のリストには、WaveLab Cast に関する最も重要な改良についての情報と、それに対応する説明へのリンクが含まれます。
WaveLab Cast へようこそ!Podcast の録音、編集、公開、YouTube などのビデオコンテンツの作成など、さまざまなシーンの音源制作において、WaveLab Cast は最適な選択肢です。
システムのセットアップを行なうと、スタートアップアシスタントから一般的なワークフローや関連情報へ簡単にアクセスできるようになり、WaveLab での作業にすぐに取りかかることができます。
作業を始める前に、システムの設定を行なう必要があります。
Steinberg 社のすべての製品で、共通の編集操作を使用できます。
WaveLab Cast は、Windows/macOS インターフェースの基本ガイドラインに従っているため、Windows/macOS の標準的な手順を利用できます。
WaveLab Cast で実行するほぼすべての編集および処理は、選択したオーディオに対して行ないます。オーディオはさまざまな方法で選択できます。
アプリケーションのさまざまな領域で、テキストフィールドとダイヤルを組み合わせて数値を編集できます。
WaveLab Cast のさまざまな場所で、スライダーコントロールを使用してパラメーターとそれぞれの値を変更できます。
マーカーウィンドウおよびクリップウィンドウの表内の項目名を変更できます。
ピークファイル (拡張子「.gpk」) は、WaveLab Cast で初めてオーディオファイルを開いたり、オーディオファイルの変更を行なうたびに、WaveLab Cast によって自動的に作成されます。ピークファイルには波形に関する情報が含まれており、これによってオーディオエディターまたはオーディオモンタージュウィンドウ内で波形がどのように描かれるかが決まります。
WaveLab Cast ではさまざまな形式のオーディオサンプルを読み込むことができます。オーディオサンプルは 64-bit float のサンプルとして内部処理されます。
EBU のラウドネス推奨規格である R-128 では、ラウドネス、ダイナミクス、およびピーク値を計測する明確な方式が確立されており、計測時の基準値も定められています。これらの基準値は放送業界向けに定められていますが、その計測方式はオーディオおよびラウドネスのコントロールを扱うあらゆる用途において役立ちます。
WaveLab Cast では、一部のダイアログや警告メッセージを今後表示しないように設定できます。これらのダイアログやメッセージを再度表示されるようにする場合は、メッセージの設定を初期化する必要があります。
ワークスペースウィンドウには、各ファイルタイプの特定の目的に応じた機能を備える幅広い編集環境と再生環境が用意されています。
WaveLab Cast では、さまざまな方法でファイルを操作できます。たとえば、WaveLab Cast 内でファイル名を変更したり、さまざまな方法でファイルを保存したりできます。
WaveLab には、再生とトランスポートに使用できる幅広いオプションが用意されています。
オーディオファイルの編集には、オーディオファイルを開く、変更する、保存するなどの作業が含まれます。
WaveLab Cast には、オーディオを解析してエラーを検出するためのさまざまなツールが備わっています。
オフライン処理は、さまざまな編集操作やエフェクト適用に役立ちます。たとえば、リアルタイム処理を行なうとコンピューターの動作速度が遅くなりすぎる場合や、複数のパスが必要な編集を行なう場合に便利です。
オーディオモンタージュは、マルチトラックに対応するノンディストラクティブ (非破壊) 編集環境です。
オーディオエディターとオーディオモンタージュウィンドウでオーディオを録音できます。
マスターセクションは、WaveLab のリアルタイムサウンド処理の心臓部で、オーディオ信号が WaveLab から出力される前に通る最終部分です。ここでは、マスターレベルの調節とエフェクトの追加を行ないます。
マーカーを使用すると、ファイルの特定の位置を保存して名前を付けられます。マーカーは編集操作や再生時に便利です。
WaveLab Cast には、オーディオのモニタリングと解析に利用できるさまざまなオーディオメーターが用意されています。メーターは、オーディオの再生、レンダリング、録音中にオーディオをモニタリングするために使用できます。また、再生停止時にはオーディオの選択範囲を解析するために使用できます。
サウンドをループさせることで、サンプルを部分的に何度も繰り返し、無限の長さの反復を作成できます。サンプラーの楽器演奏は、たとえば、オルガンサウンドのループをベースにしています。
通常の CD からタイトルを読み込み、任意のオーディオ形式でデジタル化し、コピーして保存することができます。
WaveLab Cast では、オーディオモンタージュにビデオファイルを追加できます。さまざまな形式のビデオファイルを WaveLab Cast 内部で再生したり、ビデオファイルからオーディオを抽出したり、ビデオと並行してオーディオを編集したりできます。
アプリケーション間のワークフローを最適化するために、コピーアンドペーストやドラッグアンドドロップの簡単な操作で WaveLab から他のオーディオアプリケーションにオーディオ範囲を簡単に挿入できます。
Podcast とは、オーディオファイルで構成されたエピソードのシリーズです。ユーザーはそれらをデバイスでストリーミングまたはダウンロードすることで音声を聴くことができます。オーディオ編集ツールやエフェクトを備えた WaveLab Cast を使って、Podcast のエピソードを作成したり、エピソードをさまざまなホストサービスにアップロードしたりできます。
カスタマイズとは、プログラムの動作や外観を希望どおりに設定することです。
WaveLab Cast は、ニーズに合わせて設定できます。