ラウドネスディスプレイ
ラウドネスディスプレイのカーブは、オーディオファイルのラウドネスを時系列に沿って表わしたものです。

オーディオ素材に瞬間的なピークがあっても、実際に知覚されるラウドネスはあまり変化しません。そのため、波形ディスプレイよりもこのディスプレイの方が、オーディオファイルのラウドネスを正確に表わしています。
また、このディスプレイモードでは、オーディオファイルのコンプレッションまたはダイナミックレンジの概要を確認できます。たとえば、ピークが増えてカーブの起伏が多くなるほど、オーディオのダイナミクスも多くなります。ピークの少ないなだらかなカーブは、そのオーディオ素材が幅の狭いダイナミックレンジで圧縮されていることを示します。