マスターセクションのツール
マスターセクションウィンドウの一番上にあるツールとオプションを使用すると、ファイルのレンダリング前に各種設定を行なったり、バイパス設定を行なったり、再生信号がマスターセクションを通過するかどうかを指定したりできます。
- マスターセクションをバイパス (Bypass Master Section)
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この項目をオンにすると、再生中、マスターセクションの「プレイバック処理 (Playback Processing)」ペインのみがアクティブになり、マスターセクションのその他のペインはすべてバイパスされます。ただし、ファイルへのレンダリングでは、すべてのプラグインがそのまま適用されます。
- プリセット
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マスターセクションプリセットを保存したり読み込んだりできます。「プリセット (Presets)」ポップアップメニューでは、初期値バンクおよびエフェクトを保存したり読み込んだりするための追加オプションを使用できます。
- スマートバイパス (Smart Bypass)
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「スマートバイパス (Smart Bypass)」ダイアログが表示されます。特殊なバイパス設定を行なえます。
- マスターセクションをリセット (Reset Master Section)
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スロットのアクティブなエフェクトをすべて削除し、マスター出力を 0dB に設定します。
- 設定 (Settings)
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マスターセクションの設定を行なえる「設定」ポップアップメニューが表示されます。
設定ポップアップメニュー
- マスターセクションが非表示のときにプラグインウィンドウを非表示にする (Hide Plug-in Windows when Master Section is not Visible)
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この項目をオンにすると、マスターセクションが非表示のときにプラグインウィンドウも非表示になります。
- プラグインコントロールをプラグインパネルに表示 (Show Plug-in Controls in the Plug-in Window)
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この項目をオンにすると、プラグインウィンドウにコントロール要素が表示されます。
- プラグインチェーンウィンドウを使用 (Use Plug-in Chain Window)
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開いているすべてのプラグインをウィンドウ内のタブに表示します。これによって、プラグインをすばやく切り替えできます。
- プラグインウィンドウをマスターセクションと連結移動 (Plug-in Windows Move with Master Section)
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この項目をオンにすると、フローティングのマスターセクションを移動するときにプラグインウィンドウも動きます。
- 起動時に前回の設定状態を再現する (Restore Last Configuration at Next Start-Up)
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この項目をオンにすると、WaveLab Pro を次回起動したときに、マスターセクションのプラグイン構成とフェーダーの位置が復元されます。
- セクションの表示 (Section Visibility)
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マスターセクションの各セクションの表示/非表示を切り替えることができます。
- 16 ビットディザリングをモニター (Monitor 16 Bit Dithering)
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再生時にディザリングプラグインのエフェクトがどのように聞こえるかを確認できます。さまざまなディザリングプラグインを試すことで、オーディオに最適なディザリングエフェクトを備えたプラグインを見つけられます。
- 再配置 (Rearrange)
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アクティブなオーディオファイルのサンプリングレートやチャンネル構成に従って、マスターセクションが整理されます。マスターセクションの内部バスやすべてのアクティブなプラグインが状況に応じて配置し直されます。
この操作は再生やレンダリングの前に自動的に実行されます。ただし、モノラル/ステレオの入力信号や特定のサンプリングレートに対応していないプラグインもあるため、マスターセクションの配置を手動で実行したほうが便利なことがあります。そうした場合には、再生またはレンダリングの前に、このボタンをクリックすると、問題を示すメッセージが表示されます。
再生が行なわれている最中や、アクティブなオーディオファイルがないときには、このボタンをクリックしても何も起こりません。