キューシートテンプレート
キューシートは、UTF-8 の Raw テキストに基づいた別形式の CD レポートで、さまざまな方法でカスタマイズできます。キューシートを作成するには、コマンドと変数の概念を利用するため、コンピューターについての理解とプログラミングについての多少の知識が必要です。
初期設定のキューシートのテンプレートをコピーしてキューシートのカスタムテンプレートを作成することができます。初期設定のテンプレートは以下の場所にあります。
-
Windows: C:\Program Files\Steinberg\WaveLab Pro 9.5\Factory Presets\Presets\AudioCdCueSheetTemplates\
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macOS: /Applications/WaveLab Pro 9.5.app/Contents/Factory Presets/Presets/AudioCdCueSheetTemplates/
キューシートには、多くのコード、コマンド、および変数があり、これらをテキストファイル (テンプレート) に配置します。キューシートを作成するようにプログラムに指示すると、テンプレートで見つかったコードに基づいてテキストファイルが作成されます。
変数が見つかった場合は、CD に関する情報に置き換えられます。たとえば、NUM_TRACKSという変数があります。この変数が見つかると、CD に含まれている実際のトラック数に置き換えられます。
一方、コマンドは、プログラムに何らかの操作を実行させるための命令です。たとえば、「TIMECODE SEPARATOR =」というコマンドのあとにいくつかの特殊文字を続けることで、タイムコード値の間にどの文字を挿入するかをプログラムに指示できるため、タイムコード値を「00:00:00.00」、「00 00 00 00」、またはその他の任意の形式で出力できます。
以下のコードは、特定の目的のために入力できます。
- $
-
変数。$の直後に続くテキストは、コマンド名です。たとえば、$TITLE のようになります。変数は、行のどの位置にでも配置でき、1 行に任意の数の変数を利用できます。
- #
-
コマンド。#の後に続くテキストは、コマンド名です。たとえば、#FOR EACH TRACKのようになります。1 行には 1 つのコマンドしか配置できず、その行には他に何も配置しないようにします。
- ;
-
行がセミコロン;で始まっている場合、その行はコメントとして解釈されます。その行の文字はキューシートで使用されません。これは、たとえば、メモをとるのに役立ちます。
他のすべてのテキスト文字は、それぞれの行、または変数の間に入力でき、そのまま使用されます。たとえば、タイトル: $TITLEと入力し、入力したタイトルがMy Greatest Hits!である場合、タイトル: My Greatest Hits!というテキストがキューシートに表示されます。
利用できるコマンドとその使用方法の詳細については、付属のテンプレートを開くと調べられます。以下の変数を利用できます。
トラック番号
- T0
-
10 進数 (1、22 など)
- T1
-
空欄を詰めて位置揃えされる 2 桁の数値 (1、22 など)
- T2
-
ゼロを使って位置揃えされる 2 桁の数値 (01、22 など)
トラックインデックス
- I0
-
10 進数 (1、22 など)
- I1
-
空欄を詰めて位置揃えされる 2 桁の数値 (1、22 など)
- I2
-
ゼロを使って位置揃えされる 2 桁の数値 (01、22 など)
コピー防止機能のステータス
- C1
-
「x」または「 」
- C2
-
「Y」または「N」
エンファシスのステータス
- E1
-
「x」または「 」
- E2
-
「Y」または「N」
インデックスの絶対時間
- TIME_IA_0
-
10 進数
- TIME_IA_1
-
空欄を詰めて位置揃えされる 7 桁の 10 進数
- TIME_IA_2
-
「hh:mm:ss:ff」という形式の時間
- TIME_IA_3
-
「hh:mm:ss:ff」という形式の時間。空欄を詰めて位置揃え。先頭のゼロは表示されない
- TIME_IA_4
-
「hh:mm:ss:ff」という形式の時間。短縮して表示。時間 (hh) がない場合は表示されない
- TIME_IA_5
-
「mm:ss:ff」という形式の時間。時間は表示されない
- TIME_IA_6
-
「mm:ss:ff」という形式の時間。空欄を詰めて位置揃え。先頭のゼロは表示されず、時間は表示されない
- TIME_IA_7
-
「mm:ss:ff」という形式の時間。必要がなければ分は表示されず、時間は表示されない
- TIME_IA_8
-
「1h 2mn 3s 4f」という形式の時間
- TIME_IA_9
-
「1h 2mn 3s」という形式の時間
CD の開始位置からの相対的なインデックスタイム
- TIME_IR_0
-
10 進数
- TIME_IR_1
-
空欄を詰めて位置揃えされる 7 桁の 10 進数
- TIME_IR_2
-
「hh:mm:ss:ff」という形式の時間
- TIME_IR_3
-
「hh:mm:ss:ff」という形式の時間。空欄を詰めて位置揃え。先頭のゼロは表示されない
- TIME_IR_4
-
「hh:mm:ss:ff」という形式の時間。短縮して表示。時間 (hh) がない場合は表示されない
- TIME_IR_5
-
「mm:ss:ff」という形式の時間。時間は表示されない
- TIME_IR_6
-
「mm:ss:ff」という形式の時間。空欄を詰めて位置揃え。先頭のゼロは表示されず、時間は表示されない
- TIME_IR_7
-
「mm:ss:ff」という形式の時間。必要がなければ分は表示されず、時間は表示されない
- TIME_IR_8
-
「1h 2mn 3s 4f」という形式の時間
- TIME_IR_9
-
「1h 2mn 3s」という形式の時間
トラックの開始位置からの相対的なインデックスタイム
- TIME_IT_0
-
10 進数
- TIME_IT_1
-
空欄を詰めて位置揃えされる 7 桁の 10 進数
- TIME_IT_2
-
「hh:mm:ss:ff」という形式の時間
- TIME_IT_3
-
「hh:mm:ss:ff」という形式の時間。空欄を詰めて位置揃え。先頭のゼロは表示されない
- TIME_IT_4
-
「hh:mm:ss:ff」という形式の時間。短縮して表示。時間 (hh) がない場合は表示されない
- TIME_IT_5
-
「mm:ss:ff」という形式の時間。時間は表示されない
- TIME_IT_6
-
「mm:ss:ff」という形式の時間。空欄を詰めて位置揃え。先頭のゼロは表示されず、時間は表示されない
- TIME_IT_7
-
「mm:ss:ff」という形式の時間。必要がなければ分は表示されず、時間は表示されない
- TIME_IT_8
-
「1h 2mn 3s 4f」という形式の時間
- TIME_IT_9
-
「1h 2mn 3s」という形式の時間
休止時間
- TIME_PA_0
-
10 進数
- TIME_PA_1
-
空欄を詰めて位置揃えされる 7 桁の 10 進数
- TIME_PA_2
-
「hh:mm:ss:ff」という形式の時間
- TIME_PA_3
-
「hh:mm:ss:ff」という形式の時間。空欄を詰めて位置揃え。先頭のゼロは表示されない
- TIME_PA_4
-
「hh:mm:ss:ff」という形式の時間。短縮して表示。時間 (hh) がない場合は表示されない
- TIME_PA_5
-
「mm:ss:ff」という形式の時間。時間は表示されない
- TIME_PA_6
-
「mm:ss:ff」という形式の時間。空欄を詰めて位置揃え。先頭のゼロは表示されず、時間は表示されない
- TIME_PA_7
-
「mm:ss:ff」という形式の時間。必要がなければ分は表示されず、時間は表示されない
- TIME_PA_8
-
「1h 2mn 3s 4f」という形式の時間
- TIME_PA_9
-
「1h 2mn 3s」という形式の時間
トラックの時間
- TIME_TR_0
-
10 進数
- TIME_TR_1
-
空欄を詰めて位置揃えされる 7 桁の 10 進数
- TIME_TR_2
-
「hh:mm:ss:ff」という形式の時間
- TIME_TR_3
-
「hh:mm:ss:ff」という形式の時間。空欄を詰めて位置揃え。先頭のゼロは表示されない
- TIME_TR_4
-
「hh:mm:ss:ff」という形式の時間。短縮して表示。時間 (hh) がない場合は表示されない
- TIME_TR_5
-
「mm:ss:ff」という形式の時間。時間は表示されない
- TIME_TR_6
-
「mm:ss:ff」という形式の時間。空欄を詰めて位置揃え。先頭のゼロは表示されず、時間は表示されない
- TIME_TR_7
-
「mm:ss:ff」という形式の時間。必要がなければ分は表示されず、時間は表示されない
- TIME_TR_8
-
「1h 2mn 3s 4f」という形式の時間
- TIME_TR_9
-
「1h 2mn 3s」という形式の時間
CD の再生時間
- TIME_CD_0
-
10 進数
- TIME_CD_1
-
空欄を詰めて位置揃えされる 7 桁の 10 進数
- TIME_CD_2
-
「hh:mm:ss:ff」という形式の時間
- TIME_CD_3
-
「hh:mm:ss:ff」という形式の時間。空欄を詰めて位置揃え。先頭のゼロは表示されない
- TIME_CD_4
-
「hh:mm:ss:ff」という形式の時間。短縮して表示。時間 (hh) がない場合は表示されない
- TIME_CD_5
-
「mm:ss:ff」という形式の時間。時間は表示されない
- TIME_CD_6
-
「mm:ss:ff」という形式の時間。空欄を詰めて位置揃え。先頭のゼロは表示されず、時間は表示されない
- TIME_CD_7
-
「mm:ss:ff」という形式の時間。必要がなければ分は表示されず、時間は表示されない
- TIME_CD_8
-
「1h 2mn 3s 4f」という形式の時間
- TIME_CD_9
-
「1h 2mn 3s」という形式の時間
その他
- NUM_TRACKS
-
10 進数でのトラックの合計数
- UPC
-
UPC/EAN コード
- ISRC
-
ISRC コード (ISRC)
- ファイル (File)
-
ファイル名 (パスなし)
- PFILE
-
ファイル名 (パスを含む)
- TRACK_NAME
-
トラック名
- TRACK_COMMENT
-
トラックメモ