サンプルの転送
前提
Groove Agent、Groove Agent SE、HALion、Padshop、または Backbone をインストールしておきます。サンプラーコントロールにオーディオサンプルを読み込んでおきます。
手順
- サンプラーコントロールツールバーで、「新しいインストゥルメントに転送する (Transfer to New Instrument)」をクリックします。
- ポップアップメニューで、サンプルの転送先のインストゥルメントを選択します。
結果
トラックリストで、サンプラートラックの下に新しいインストゥルメントトラックが作成されます。インストゥルメントトラックの名前は、サンプラートラックの名前と同じです。オーディオサンプルとその設定が、選択した VST インストゥルメントに読み込まれます。
補足
転送先として選択した VST インストゥルメントにそのパラメーターがない場合、そのパラメーターは転送されないか、その VST インストゥルメントの類似のパラメーターとして読み込まれます。以下のルールが適用されます。
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Groove Agent/Groove Agent SE: LFO とフィルターの設定は使用されません。
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Padshop: サンプルのトリミングは使用されません。「AudioWarp」再生モードで転送すると、グレインの設定が 2 つのグレインの「Number」に設定され、それに応じて「Speed」の値が設定されます。「Slice」再生モードで転送すると、選択したスライスのみ使用されます。
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Backbone: サンプルのトリミングは使用されません。「AudioWarp」再生モードで転送すると、「Resynth」モードがオンになり、それに応じて「Speed」の値が設定されます。「Slice」再生モードで転送すると、選択したスライスのみ使用されます。