ハードウェアコントロールのピックアップモードを有効にする
「ピックアップモード」を有効にすると、一度設定したクイックコントロールパラメーターを変更する際に、以前の値を誤って変えてしまうのを防ぐことができます。
ハードウェアコントロールでさまざまなトラック上のさまざまなクイックコントロールを制御する場合など、クイックコントロールの最初のパラメーター設定がハードウェアコントロールの設定と異なることが少なくありません。このような場合に、ハードウェアコントロールを動かしてパラメーターの以前の値を変更しようとすると、パラメーターがいったんゼロの位置に戻り、そこから値が変化します。つまり、そのパラメーターの以前の値は失われてしまいます。
これを回避するには、「ピックアップモード」を有効にします。ピックアップモードでは、ハードウェアコントロールを動かした場合に、コントロールがパラメーターの以前の値に達してはじめてパラメーターが変化します。つまり、コントロールは、前回設定された値の位置でパラメーターを「ピックアップ」します。
補足
この機能は、コントロールが特定の範囲を使用するハードウェアコントローラーにのみ適用されます。
手順
- を選択します。
- 「デバイス (Devices)」リストで、「トラッククイックコントロール (Track Quick Controls)」または「VST クイックコントロール (VST Quick Controls)」を選択します。
- 「ピックアップモード (Pick-up Mode)」をオンにします。
- 「OK」をクリックします。