ビデオの書き出し

プロジェクトからビデオを書き出せます。これにより、たとえば、作成途中のビデオの一部や完成したビデオをクライアントや他のユーザーと共有できます。

「ビデオを書き出し (Export Video)」機能を使用すると、左右のロケーターで囲まれた範囲のビデオとステレオオーディオ信号を書き出すことができます。ロケーターの設定で、特定のセクションを書き出すか、プロジェクト全体を書き出すかを選択できます。

ビデオは以下の形式で書き出されます。

  • コンテナ形式: MP4

  • ビデオ圧縮コーデック: H.264 (フレーム間圧縮 (Long GOP) シーケンスなし)

  • 解像度: 1920 × 1080 px (フル HD)

    重要

    フル HD よりも低い解像度のビデオは書き出し時にアップスケールされ、高い解像度のビデオファイルはダウンスケールされます。

  • フレームレート: プロジェクトのフレームレートと同じ

  • オーディオ圧縮コーデック: AAC

  • サンプリングレート: プロジェクトのサンプリングレートと同じ

    重要

    ビデオの書き出しは、44.1 kHz と 48 kHz のサンプリングレートにのみ対応しています。

  • ビット解像度: 16 ビット

書き出すビデオファイルには、ステレオの出力チャンネルのみを設定できます。書き出し対象となるモノラルやマルチを含むすべてのチャンネルを、Sends 経由でステレオの出力チャンネルにルーティングし、「ビデオを書き出し (Export Video)」ダイアログでその出力チャンネルを選択することをおすすめします。

プロジェクトに 2 つのビデオトラックがある場合、トラックリストの下のトラックに含まれているビデオが書き出されます。上のビデオトラックからビデオを書き出すには、下のビデオトラックをミュートする必要があります。