軌道コントロール
軌道コントロールを使用すると、サラウンドフィールドの中心を軸にして、音源 (すべての入力チャンネルを含む) を回転させることができます。
Orbit Center
「Orbit Center」コントロールは、回転を行なうためのメインコントロールです。人が動き回るシーンで、観客の後ろからでも動く音が聞こえるようにできます。
Counter Shot
音源を 180° 回転させて、サラウンドイメージ内のすべての位置を反転させます。
2 人の人物が向かい合って座る接写のシーンで、リバースショットが多用される場合に使用できます。「Counter Shot」をクリックすると、カメラが視点 A から視点 B またはその反対に切り替わるたびに、サラウンドフィールドを反転させることができます。
補足-
「Counter Shot」は、カットごとにボタンを 1 回クリックするだけで済むため、アンビエンスステムなどのプリミックスの処理に便利です。
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180° 未満のリバースショットを使ったシーンをパンニングする (「Counter Shot」ボタンを使用できない) 場合、リバースショットの最初の視点を手動で調整し、これをオートメーションとして書き込み、「パンチログ (Punch Log)」機能を使用してこの設定を保存します。2 つめの視点にもこれを繰り返すと、あとで「パンチログ (Punch Log)」のエントリーを使用して、1 回クリックするだけで 2 つの視点を切り替えることができます。
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Radius
「Orbit Center」を使用するとき、「Radius」を使用して、アングルを変えることなくサラウンドフィールドの中心から音源までの距離を制御できます。
重要オートメーションの観点では、「Orbit Center」、「Counter Shot」、および「Radius」はパラメーターとして独立していません。これらのコントロールは、さまざまなオートメーションパラメーターとの組み合わせで使用されます。