Tools

さまざまなツールがあります。

DeEsser

このチャンネルストリップモジュールは主にボーカル録音で使用され、過剰なシビランス (歯擦音) を軽減します。このプラグインは基本的に、「サ」行の音が発する周波数を処理するように調整された特殊なタイプのコンプレッサーです。マイクに近づきすぎたりイコライザー処理を行なった場合に、サウンド全体は適切なのにシビランスが目立ちすぎる場合があります。

Reduction

歯擦音を取り除くエフェクトの強さを制御します。

Side-Chain

内部のサイドチェーンフィルターを有効にします。サイドチェーンフィルターを有効にすると、設定したフィルターパラメーターに従って入力信号の波形を操作できます。内部サイドチェーンは、Gate の動作をカスタマイズするのに役立ちます。

Release

信号がスレッショルドのレベルを下回った場合に歯擦音を減らすエフェクトがゼロに戻るまでの時間を設定します。

Gain Reduction LED

信号の圧縮量を示します。

Threshold

「Auto」をオフにした場合、このコントロールを使用して入力信号レベルのスレッショルドを設定できます。スレッショルドを超えるとプラグインがシビランスの軽減を行ないます。

Auto

入力信号にかかわらず、最適なスレッショルド設定を自動的かつ継続的に選択します。「Auto」はレベルが低い信号 (ピークレベルが -30dB 未満) に対しては動作しません。そのような信号のシビランスを軽減するには、スレッショルドを手動で設定します。

Low-Frequency

低域を設定します。

High-Frequency

高域を設定します。

Solo

帯域の適切な位置と幅を見つけるために、帯域をソロにします。

Diff

DeEsser によって信号から削除されたサウンドを聴けます。

EnvelopeShaper

このチャンネルストリップモジュールは、オーディオ素材のアタックおよびリリース部分のゲインを減衰または増幅できます。パラメーター値を変更するには、ノブを使用します。ゲインを増幅する場合はレベルに注意し、必要に応じて出力レベルを減衰してクリッピングを防いでください。

Attack (-20 ~ 20dB)

信号のアタック部分のゲインを変更します。

SC (Side-Chain)

外部のサイドチェーンを有効にします。

Release (-20 ~ 20dB)

信号のリリース部分のゲインを変更します。

Length (5 ~ 200 ミリ秒)

アタック部分の長さを決定します。

Output (-24 ~ 12dB)

出力レベルを設定します。