レインボーディスプレイ

オーディオエディターレインボーディスプレイに設定すると、オーディオファイルのスペクトラム属性が波形内に色で視覚化されます。

レインボーディスプレイを開くには、オーディオエディターウィンドウの下にある「レインボー (Rainbow)」をクリックします。

このように、オーディオ素材のスペクトラム属性を複数の色で波形に表示することで、オーディオファイルのビジュアル分析をすばやく実行できます。そのため、レインボーディスプレイは以下のような目的に使用できます。

  • 音楽制作やマスタリングでは、特定の音色の存在などのパターンを特定したり、オーディオ素材内の問題のある部分 (低音が多すぎる、高周波数が多すぎるなど) を特定したりできます。

  • 極端にノイズの多い録音でも、各種検証や研究において、重要な信号を容易に特定して抽出できます。

  • 教育現場では、音の構造を説明したり学んだりするための視覚教材として使用できます。

  • 言語学や音声分析では、さまざまなスペクトラムの特徴が、音素やイントネーションなどの音声の要素とどのような相関関係にあるかを知ることができます。