「検出 (Analyze)」タブ

「検出 (Analyze)」タブではオーディオを解析できます。分析機能の中にはオーディオエディターオーディオモンタージュウィンドウの両方で使用できるものもありますが、一方でしか使用できないツールもあります。

  • オーディオエディターまたはオーディオモンタージュウィンドウで、「検出 (Analyze)」をクリックします。

オーディオエディターの「検出 (Analyze)」タブ
1. オーディオエディターの「検出 (Analyze)」タブ
オーディオモンタージュウィンドウの「検出 (Analyze)」タブ
2. オーディオモンタージュウィンドウの「検出 (Analyze)」タブ

ツール (Tools)

オーディオエディターのみ: 全般情報の検出 (Global Analysis)

「全般情報の検出 (Global Analysis)」ダイアログが表示されます。オーディオファイルのピーク、ラウドネス、ピッチ、DC オフセット、エラーなどを検出できます。

オーディオエディターのみ: オーディオファイルの比較 (Audio File Comparator)

「オーディオファイルの比較 (Audio File Comparator)」ダイアログが表示されます。2 つのオーディオファイルを比較できます。

オーディオエディターのみ: 3D 周波数解析

「3D 周波数解析 (3D Frequency Analysis)」ダイアログが表示されます。解析する周波数帯域を定義したり、3D 周波数解析グラフの外観を変更したりできます。

ラウドネス (Loudness)

オーディオ素材のラウドネスを解析したり、参考資料や標準規格と比較したりするための調整を行なえる「ラウドネス検出 (Loudness Analysis)」ダイアログが表示されます。

ビジュアル分析 (Visual Analysis)

オーディオ素材の「ラウドネスプロファイル (Loudness Profile)」または「スペクトラムのプロファイル (Spectral Profile)」を作成できる「分析 (Analysis)」ダイアログが表示されます。

モニタリング

再生

これは標準のメータリングモードです。メーターには、再生中のオーディオの情報が表示されます。メータリングはマスターセクションのあとに行なわれるため、エフェクト、ディザリング、およびマスターフェーダーが反映されます。オーディオファイル、オーディオモンタージュ、アルバムのタイトルリストなどの再生をモニタリングできます。

入力信号 (Audio Input)

このモードでは、メーターにオーディオ入力の情報が表示されます。通常、このモードは録音時に使用します。マスターセクションの設定は反映されません。この項目は「録音 (Recording)」ダイアログが開かれているときのみ機能します。

ファイルのレンダリング (File Rendering)

このモードでは、ファイルのレンダリング時または録音時にディスクに書き込まれている内容をモニタリングできます。平均および最小/最大のピーク値が計算されます。レンダリング後、表示を更新するかモニターモードを変更するまでメーターは「フリーズ」したままになります。

編集カーソル (Edit Cursor)

このモードではメーターは固定で、停止モードで編集カーソルがある位置のオーディオのレベルとその他の値が表示されます。このモードでは、オーディオファイルの特定の位置をリアルタイムに解析できます。マスターセクションの設定は反映されません。

オーディオ選択範囲 (Audio Selection)

このモードでは、選択範囲の平均値が計算されてメーターに表示されます。マスターセクションの設定は反映されません。

選択範囲を変更する場合は、「選択範囲の解析内容を更新 (Update Selection Analysis)」をクリックしてメーター表示を更新する必要があります。

メーター表示を「フリーズ」 (Freeze Meters)

このモードは、開いているすべてのメーターの値を「フリーズ」します。別のモニターモードを選択するか「メーター表示を「フリーズ」 (Freeze Meters)」をオフにするまでメーターは「フリーズ」したままになります。

フローティングメーター (Floating Meters)

表示/非表示 (Show/Hide)

フローティングメーターの表示/非表示を切り替えます。