「範囲選択 (Range Selection)」ダイアログ
このダイアログでは、編集、処理、または再生を行なうオーディオ範囲を指定できます。
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オーディオエディターまたはオーディオモンタージュウィンドウで、「編集 (Edit)」タブを選択し、「範囲 (Range)」をクリックします。
開始 (Start)
- ファイルの始め (ゼロ) (Zero)
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対象範囲の開始位置がファイルの始めに設定されます。
- カーソル位置 (Cursor)
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対象範囲の開始位置が編集カーソル位置に設定されます。
- 終了位置から範囲の長さを引いた位置 (End Position Minus Length)
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対象範囲の開始位置が、指定した終了位置から「長さを設定 (Specific Length)」の値を引いた位置に設定されます。
- 選択範囲の始め (Start of Selection)
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対象範囲の開始位置が選択範囲の始めに設定されます。
- 選択範囲の終わり (End of Selection)
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対象範囲の開始位置が選択範囲の終わりに設定されます。
- 名前を付けたマーカー (Marker (with Name))
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対象範囲の開始位置が、下のプルダウンメニューで選択したマーカーに設定されます。
- オフセット (+/-) (Offset (±))
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選択した開始位置に対してオフセットを設定できます。
- 時間で設定 (Custom)
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対象範囲の開始時間を設定できます。時間の単位はタイムルーラーに選択されているものと同じになります。
終了 (End)
- ファイルの終わり (End of File)
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対象範囲の終了位置がファイルの終わりに設定されます。
- カーソル位置 (Cursor)
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対象範囲の終了位置が編集カーソル位置に設定されます。
- 開始位置に範囲の長さを足した位置 (Start Position Plus Length)
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対象範囲の終了位置が、指定した開始位置に「長さを設定 (Specific Length)」の値を足した位置に設定されます。
- 選択範囲の始め (Start of Selection)
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対象範囲の終了位置が現在の選択範囲の始めに設定されます。
- 選択範囲の終わり (End of Selection)
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対象範囲の終了位置が現在の選択範囲の終わりに設定されます。
- 名前を付けたマーカー (Marker (with Name))
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対象範囲の終了位置が、下のプルダウンメニューで選択したマーカーに設定されます。
- オフセット (+/-) (Offset (±))
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選択した終了位置に対してオフセットを設定できます。
- 時間で設定 (Custom)
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対象範囲の終了時間を設定できます。時間の単位はタイムルーラーに選択されているものと同じになります。
オプション (Options)
- 長さを設定 (Specific Length)
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選択範囲の長さを指定できます。
- 選択範囲から長さを設定 (Set as Selection Length)
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このボタンを押すと、現在の選択範囲の長さが維持され、新しい選択範囲に対して使用されます。これで選択範囲を別の位置に動かすことができます。
- 長さの切り下げ (Round Down Length)
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この項目をオンにすると、選択範囲が値のフィールドで設定された長さに揃えられます (値が切り捨てられます)。
- ゼロクロッシングにスナップ (Snap to Zero-Crossing)
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この項目をオンにすると、選択範囲の始めと終わりが常に波形のゼロクロッシング位置に合わされます。
- チャンネル (Channels)
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選択範囲に含めるチャンネルを指定します。左右のいずれかまたは両方を選択できます。
再生オプション
再生オプションでは、設定したオーディオ範囲を試聴できます。
- この位置まで再生 (Play to)
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設定した位置までの範囲を再生します。
- この位置から再生 (Play from)
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設定した位置からあとの範囲を再生します。
- 再生 (Play once)
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選択範囲を 1 回、再生します。
- ループ再生 (Play looped)
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選択範囲をリピート再生します。
- 再生範囲の長さ (Play duration)
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再生する長さ (デュレーション) を設定します。このフィールドは「開始 (From)」/「終了 (To)」パラメーターの設定よりも優先されるので注意してください。