マルチコンピューター処理
同じネットワーク上の複数のコンピューターを使用して、同じ Watch フォルダーを処理できます。たとえば、コンピューター 10 台と処理対象のファイルが 800 個ある場合、各コンピューターで 80 個ずつ処理できます。これによって処理速度が上がります。
Watch フォルダーが共有ネットワークパス上にある場合、処理タスクは複数のコンピューター間で分散されます。WaveLab Pro の1 つのインスタンスがマスターバージョンになり、スレーブモードの他のコンピューター間でファイルを分配します。この場合、ファイルの処理がさらに高速化されます。
マスターインスタンスの Watch フォルダー設定は、スレーブインスタンスで使用および共有されます。
マルチコンピューター処理機能では、設定に各コンピューターのバックグラウンドインスタンスモードが使用されます。
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ネットワーク内のすべてのコンピューターは Windows または Mac である必要があります。
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ネットワーク内のすべてのコンピューターは言語設定が同じである必要があります。
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各コンピューターには、一括処理セットで使用されるプラグインが設定されている必要があります。
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Watch フォルダー設定には、統一された形式でパスを指定する必要があります。
Windows の場合: \\ServerName\volume
Mac の場合: /ServerName/volume
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タスクが特定の設定 (XML 設定など) に依存する場合、それらの設定を各コンピューターに設定する必要があります。WaveLab Pro の「環境設定 (Global Preferences)」にある「同期設定 (Synchronization Settings)」項目を使用すると、コンピューターを同期できます。