ピッチベンド

ピッチベンドを使用すると、サウンドのピッチを時間に沿って変更できます。「デュレーションを保持 (Preserve Duration)」が有効になっていない場合、ピッチベンドを使用してピッチを変更するとサウンドの長さが変わります。

この機能を使用すると、標準的なテープストップエフェクトを作成したり、あるトラックのテンポとピッチを別のトラックにブレンドしたりできます。

ピッチに適用するカーブを描けます。エンベロープの垂直ルーラーにピッチオフセットが表示されます。エンベロープが影響する範囲は調節できます。ピッチの値をプラスにすると、ピッチが高く短いサウンドになり、ピッチの値をマイナスにすると、ピッチが低く長いサウンドになります。

「デュレーションを保持 (Preserve Duration)」を有効にすると、ピッチベンドの処理に使用するアルゴリズムを選択できます。処理するオーディオ素材の種類に応じて、適切なモードを選択できます。また、ピッチベンドを処理する際の音質も調節できます。音質の設定およびモードの選択は、エフェクトの処理時間に影響します。