アイテムのプロパティー (Item Properties)

「アイテムのプロパティー (Item Properties)」編集モードで使用できます。ここには、「MIDI コントロールサーフェスのエディター (MIDI Controller Surface Editor)」で選択したコントロールのプロパティーが表示されます。

  • 「アイテムのプロパティー (Item Properties)」を表示するには、MIDI コントロールサーフェスのエディターを開きます。「学習モード (Learn Mode)」を使用して MIDI コントローラーに割り当てられたサーフェスコントロールを作成し、サーフェスディスプレイでサーフェスコントロールを選択して「編集モード (Edit Mode)」を有効にします。

編集モードの「アイテムのプロパティー (Item Properties)」

以下のプロパティーを使用できます。

メッセージ (Message)/コマンド (Command)

コントロールチェンジやプログラムチェンジなど、コントロールに割り当てられた MIDI メッセージタイプが表示されます。

チャンネル (Channel)

コントロールに割り当てられた MIDI チャンネルが表示されます。

CC #

コントローラーに割り当てられた MIDI コントローラー番号が表示されます。

CC Mode/解像度 (Resolution)

MIDI コントローラーのコントロールの解像度を「Standard」「14 Bit」、または「14 Bit NRPN」に設定できます。

値モード (Value Mode)

MIDI コントローラーのコントロールの値モードを「絶対 (Absolute)」に設定できます。これは、MIDI コントローラーが 0 ~ 127 の絶対値メッセージを送信することを意味します。

いずれかの相対モードを選択することもできます。相対またはエンドレス MIDI コントローラーは、値のインクリメントメッセージとデクリメントメッセージを送信できます。これは、ソフトウェアのコントロールの状態とハードウェア MIDI コントローラーの対応するコントロールが異なる場合に発生するパラメータージャンプを回避するのに役立ちます。使用できる相対モードは以下のとおりです。

  • 相対 (符号ビット) (Relative Signed Bit)

    065 から 127 まで増加し、001 から 063 まで減少します。

  • 相対 (バイナリオフセット) (Relative Binary Offset)

    065 から 127 まで増加し、063 から 000 まで減少します。

  • 相対 (2 の補数) (Relative Twos Complement)

    001 から 64 まで増加し、127 から 065 まで減少します。

補足

最適なモードが見つかるまで各モードを試してみることをおすすめします。

ハートウェアに送信 (Transmit to Hardware)

初期設定では、マッピングされた MIDI CC が MIDI コントローラーに送り返されます。これが必要ない場合は、このオプションをオフにします。