この章では、付属の VST オーディオエフェクトと、そのパラメーターについて説明します。オーディオエフェクトの適用方法や管理方法などの詳細については、『オペレーションマニュアル』を参照してください。
『オペレーションマニュアル』
左右のステレオ位置をモジュレーションする複数のパラメーターを提供します。プリセットを使用するか、個別にモジュレーション波形のカーブを作成できます。AutoPan では、左右のチャンネルのモジュレーションをリンクすることで、チョッピングエフェクトも実行できます。
Chopper は、トレモロを作成するエフェクトです。パンエフェクトを追加することもできます。
Chorus プラグインは、1 段階のコーラスエフェクトです。取り込んだ音をわずかにディチューンして元のサウンドに加えることで、音に奥行きや厚みを出します。
Cloner プラグインは、最大 4 つまでのディチューンとディレイのボイスを信号に追加して、豊かなモジュレーションとコーラス効果を作り出します。
Flanger は、従来のフランジャーにステレオエンハンスメント機能を追加したものです。
このマルチエフェクトモジュレーションプラグインは複数のモジュレーションエフェクトを組み合わせたもので、クラシックなダッキングエフェクトから刺激的なリズムパターンまで、幅広いサウンドシェーピングを実現します。カスタムシェイプの LFO を作成できるほか、最大 6 つの統合エフェクトモジュールを同時に変調できます。LFO は MIDI または個々のサイドチェーン入力でトリガーでき、そこでサイドチェーン信号のエンベロープが LFO に追加されます。
Metalizer は、オーディオ信号を可変周波数フィルターに通過させるものであり、テンポ同期やタイムモジュレーション、フィードバックコントロールの機能があります。
Phaser は、有名な「シュー」というフェイザー効果を作り出すエフェクトです。ステレオエンハンスメント機能が追加されています。
RingModulator は、複雑で鐘のように響くサウンドを作り出すことができます。
Rotary は、古典的なロータリースピーカー効果をシミュレートするモジュレーションエフェクトです。
StudioChorus は、2 段階のコーラスエフェクトです。ショートディレイを原音に加え、ディレイがかかった信号のピッチを変調することでダブリングエフェクトを作り出します。コーラス変調の 2 つの段階は互いに独立しており、順に処理 (カスケード処理) されます。
Tranceformer は、受信したオーディオに、内蔵の可変周波数オシレーターを用いてモジュレーションを適用し、新たなハーモニクスを作成するリングモジュレーターエフェクトです。第 2 オシレーターで第 1 オシレーターの周波数を変調させることもできます。必要に応じ、プロジェクトテンポにも同期します。
Tremolo は、アンプモジュレーションエフェクトです。
Vibrato は、ピッチモジュレーションエフェクトです。
この章では、付属の MIDI リアルタイムエフェクトと、そのパラメーターについて説明します。MIDI エフェクトの適用方法や管理方法などの詳細については、『オペレーションマニュアル』を参照してください。