小節線

小節線は譜表を区切る垂直の線で、楽譜を拍子記号に応じて小節に分割します。

小節線にはさまざまな種類があり、それぞれ異なる状況において使用されます。

標準 (縦線)

譜表の高さ全体に引かれる標準の縦線です。初期設定では、1 線譜の小節線は譜表線の上下に 1 スペース分突き出します。

複縦線

複縦線は、縦線と同じ太さの 2 本の線からなり、初期設定では 1/2 スペースの間隔で配置されます。これは通常、楽譜中に大きな変化があることを示したり、リハーサルマーク、調号の変更やテンポの変更に印を付けたりする際に使用されます。

終止線

終止線は 2 本の線からなり、1 本は通常の細さ、もう 1 本は太く描かれます。終止線は楽譜の終わりを示します。

反復開始線

反復開始線は、左から順に、太い小節線、通常の小節線、以下のいずれかの点が並んで構成されています。

  • 2 つの点 (5 線譜の第 2 間と第 3 間に点が 1 つずつ入る)

  • 4 つの点 (5 線譜の 4 つの間に点が 1 つずつ入る)

リピートセクションの開始位置を示します。リピートセクションの終了位置を示す反復終了線とともに使用されます。

反復終了線

反復終了線は反復開始線を鏡写しにしたものです。つまり 2 つまたは 4 つの点のあとに通常の小節線、そのあとに太線が続きます。リピートセクションの終了位置を示します。リピートセクションの開始を示す反復開始線とともに使用されます。

反復終了/反復開始線

反復終了/反復開始線は反復開始線と反復終了線を組み合わせたもので、2 本の縦線の間に 1 本の太線が挟まれる形のものと、2 本の太線を使用し縦線は使用しないものがあります。2 つまたは 4 つの反復点は線の両側に付けられます。反復終了/反復開始線は、反復セクションの直後に別の反復が続く場合に使用されます。