Dorico のプレーヤー
Dorico SE におけるプレーヤーとは、1 人のミュージシャンまたは同じセクション内の複数のミュージシャンのことを指します。プレーヤーにはインストゥルメントを割り当てることができ、インストゥルメントを追加するにはプロジェクトに少なくとも 1 人のプレーヤーを追加しておく必要があります。
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ソロプレーヤーとは、1 つ以上のインストゥルメントを演奏できる 1 人のプレーヤーを指します。たとえば、アルトサクソフォンも演奏するクラリネット奏者や、バスドラム、シンバル、トライアングルを演奏する打楽器奏者がソロプレーヤーです。
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セクションプレーヤーとは、全員が同じインストゥルメントを演奏する複数のプレーヤーを指します。たとえば、オーケストラの第 1 バイオリンセクションの 8 人のバイオリン奏者からなるバイオリンセクションプレーヤーや、混声合唱のソプラノパートのソプラノセクションプレーヤーなどがあります。
補足セクションプレーヤーは、複数のインストゥルメントを演奏することはできませんが、分奏 (ディヴィジ) することはできます。つまり、セクションプレーヤーを小規模なユニットに分けることができます。これは、一般的に弦楽器で必要とされる機能です。
このプレーヤーというコンセプトのおかげで、Dorico SE ではインストゥルメントの変更、分奏 (ディヴィジ)、複数のプレーヤーの楽譜をより少ない数の譜表へ要約するなどの作業を非常に簡単に行なうことができます。
また、大規模な楽譜でオンステージプレーヤーとオフステージプレーヤーを区別する場合など、プレーヤーをグループ化することもできます。プレーヤーのグループ化とは、プレーヤーをまとめてスコア上に配置し、グループ外のプレーヤーとは別に通し番号を付け、各レイアウトに設定されたアンサンブルタイプに応じてそれらを括弧で括ることを意味します。